バレンタインデー
ああ、ニヤニヤが止まらない。孫たちが手作りクッキー&チョコレートを届けてくれました。

なんか、なんと言いますか、孫は可愛さは別格だと申しますが、いやほんとに。「じいじくん、食べてね」と手渡された袋を開けたらチビパテシエの力作が。帰宅後に、庭でかじりながらしみじみと「感謝だなあ」と呟き味わう。



ほんとに感謝です。孫に、孫を素敵に育てている娘夫婦に。
そうそう、娘が中学生の頃の記事があったなと思い出しました。それを転記します。
『2009年のバレンタインデー』2009年02月14日09:17
昨日はすばらしい一日でした。今年は今日が土曜日なので、実質的には昨日がバレンタインデーだったんですよね。
『レノンの庭』に来てくれたタカショーの山崎さんと岡本さんと男三人で、焼き芋しながら、株式会社タカショーの未来と日本の庭文化について語り合っていたら、通りがかりの美しいお嬢さんが2人遊びにきてくれまして、みんなで火を囲み芋を食べながらワイワイと楽しいひと時を過ごしました。

一昨日は恒例の娘シオリのお菓子作り。毎年私も手伝わされて(2007年2月14日「バレンタインデー・イブ」をごらん下さい)、台所からリビングまで粉だらけになる大奮闘の末に完成するんですけど、今年は「ひとりで作れるよ」ということで、楽させていただきました。仕事も忙しいので助かりました、ほんと。







「焼き上がってすぐに名前を入れたんですけど、冷めたらケーキが縮んでヒビが入っちゃったんです。ヒビが入ったハートじゃ縁起が悪いかなとも思ったんですけど、いわふちさんちなら大丈夫かなということで」

ぜんぜん問題ありませんよ!「僕と妻、婦結びつけてる赤いゴム」ですから。赤い糸だったらとっくに切れているんですけど、ゴムですから。妻に報告すると、「うちみたいに多少ヒビが入ってからの方が味のある夫婦になれるんだよね」とのこと。・・・。
奥さんとお嬢ちゃんは今年初めて手作りケーキに挑戦したんだそうです。それを私にくださるなんて、ほんとにうれしくて。過去バレンタインデーにもらった数えきれない数のチョコレートやお菓子の中で、一番うれしかったです。だってそうでしょう、お客様から手作りケーキを名前入りでいただけるなんて、ちょっとないですよね、こんなことって。もう最高の気分ですよ。隅野さん、ありがとうございました。お嬢ちゃんもありがとうね。こないだ入れてくれたコーヒーも美味しかったし、きみはいいお嫁さんになるよきっと。おじさんが保証します。おじさんはね、ずいぶんと辛い修行を重ねたおかげで女性を見る目は確かなんだから。お父さんとお母さんだけじゃなくて、おじさんもきみの夢を叶えてあげたい気持になるよ。そういう不思議な魅力を持っているんだな、きみのその笑顔。
ウキウキしながら家に帰ると、妻がニコニコしながら「すごいのが届いてるよ」と。テーブルの上に大きな焼き菓子の箱と手紙がありました。高橋さん(1月18日~27日をごらんください)からでした。

この度は大変おせわになりました。
コダワリの施主でたいへんでしたね?!
お陰様で毎日の生活もとても明るく、楽になり感謝感激で、娘のために訪れて下さる方々も、みな驚かれたりほめて下さり(グレースランド、しっかり口コミしています)悲しいばかりの中、心がなごみます。
また、忙しくて撮れず残念に思っていたBefore-Afterを美しく芸術的に沢山残して下さり、有り難く、恐縮でした。
今は、まだ思うように手がかけられませんが、アドバイスいただいた立体的な庭を目指しての作業を楽しみにしています。
お忙しいでしょうが、いつかお立ち寄り下さり、含蓄のあるはなしを聞かせて下さいませ。
奥様へ
「ママ、いわふちさんは本当に奥様のこと大切に思っているんだね」娘の一言でした。
お元気で楽しくお過ごし下さいますように。ありがとうございました。
途中まで読んで、うれし涙で家族の前にはいられずに、自室に入って何度も読み返しました。うれしくてうれしくて。ただただ感謝です。
高橋さん、悲しいでしょう、つらいでしょう、あたりまえですよ。だから受け入れちゃいましょうよその悲しさ。千回でも一万回でも受け止めちゃいましょうよ。その悲しさは娘さんからお母さんへの電話なんですよ。私はそう思います。そう思えば何万回だって受話器を取れますよね。悲しみじゃなくてうれしい電話なんですよ、娘さんからの。
高橋さん、娘って有り難いですよね、家族を元気にしてくれます。
焼き芋食べに来てくれたお嬢さんたちもとってもいい笑顔で、きっとご家族の宝物なんだろうなあと思いました。隅野さんちのお嬢ちゃんもそう。うちのシオリも、これまでずいぶんと私たち夫婦を元気づけてくれました。高橋さんちの娘さんもそうでしょ、これからもずっと、高橋家のみなさんにすてきなパワーを贈り続けてくれるはず、そういうお嬢さんですもんね。何と私にまですばらしい贈り物をくださいました。あのお嬢さんの一言で、私たち夫婦はずっと円満でいられますよ。ありがとうございました。またひょっこり顔出しますからね。
2009年のバレンタインデーは、一生忘れられない日になりました。なんか、ものすごく幸せな気持です。高橋さんがんばれー!隅野さんもがんばれー!うちもがんばるぞー!
で、我が娘からは友だちに配ってあまったやつをひとつだけいただきました。

チイサッ!