念願の魚釣り
孫に魚釣りをさせたい。これがここ数年のぼくの念願でした。父の法事を機に娘がそれを叶えてくれて、大袈裟かもしれないけど、彼女たちにひとつの役割を果たしたような、安堵にも似た気持ちになっています。





自分の幼い日の記憶の中で、叔父が連れて行ってくれた魚野川での釣り初体験が、後年とても貴重な思い出として残っていて、あの時の、竿から伝わってきた振動が、もしかしたら生まれて初めて物事に感動した瞬間だったのかもしれません。



あのビクビクッとした瞬間が契機となって、ぼくの「感動したがり屋」の人生が始まったような。



孫たちは最高に楽しんでくれたようで、うれしい時間でした。



娘は、次は雪解けの頃に山菜採りを計画してくれるようです。


自然を遊び相手にできることが、これからとても大事になる。子育て中のお宅の庭を思い描きながら思うことです。


ああ楽しかった。二年ぶりの新潟で生き返ったような気分になり、やはりぼくの根っこは越後の自然に張っているんだなあと思った、一白二日の家族旅行でした。


そうそう、孫がもうひとり出現しまして、お爺さん役の期間が長されました。こりゃあ長生きせねば。


気がつけば、子や孫に導かれている自分。愛情あふれる親戚・家族に、今更ながら感謝です。
さ、仕事仕事。束の間の夏休みでエナジーチャージした分スピードアップを図ります。首を長くしている皆様、ひとつひとつのプランに思いを込めて、丁寧に仕上げてゆきますので、どうかご容赦のほどを。