毎朝、店の前を散歩で通るご夫婦と挨拶を交わすのが日課になっています。80代・・・後半かなあ。お揃いのダウンを着て、帽子をかぶって、これまたお揃いのニューバランスを履いて。お孫さんがコーディネートしたのか、なかなかのオシャレっぷり。そして穏やかな気持ちが伝わってくる可愛らしい歩き方をする、笑い皺いっぱいの老夫婦です。
目で後を追うと、草花や花木を見つけては立ち止まって、顔を見合わせ会話をしています。なんだか泣けるほどの理想の夫婦像に思えて、「おはようございます」と言うだけなんですけど、朝から良質なパワーを頂戴しています。
このおふたりにも当然苦労や苦難があったはずで、でも思うんですね、花咲き続けてきたんだろうなあって。その何よりの証拠が、今、花満開に見えること。「いつも言われたふたりの影には愛が見えると」、これは因幡晃の『わかってください』のワンフレーズ。あれは失恋の歌ですけど、こちらは人生をかけて恋愛を成就させたご夫婦だなあと、いやはや、あやかりたいあやかりたい。
ある日突然の開花を積み重ねる人生、で、ありたいなあ。ふたりでね。