園芸売り場に仲良し夫婦の五味さんを発見し、クレマチスをカートに入れているところで声をかけました。お二人とも医療従事者なので、接種はどうですか?と尋ねたところ、すでに二回目を済ませているとのこと。お二人ともいつもと変わらぬニコニコ顔で、庭のことやら仕事のことやらをしばし歓談。世の中ひとり残らず大変なこの時期にこそ、こういう朗らかで夫婦仲の良いいお医者様が必要なんだよなあと、ホッとしたような、パーッとトンネルを抜けたような気持ちになった次第です。
クレマチス
通勤途中の馴染みの庭にクレマチス咲く。
花言葉は「精神の美」「旅人の喜び」「創意工夫」。
栽培のコツは、日当たりとバランのいい土壌。
特に土の状態が大事で、
硬かったり肥料が足りないと、全く成長しません。
しかしその場が気に入れば盛大に伸びて咲き続ける。
気難しいけどその分可愛いので、ファンが大勢いる草花です。
イギリスではバラのパートナープランツとして、
「つる植物の女王」と呼ばれているそうな。
要するに、そういうことで、注意すべきはしておいて、やるべきことは今日の幸福を膨らませること。まだまだ出口が見えないコロナによるストレスのせいか、もともとそういう関係性なのか、レジの列で連れ合いに対してぞんざいに文句をぶつけていたり、子供にキレて汚い言葉で叱り付けているお母さんとか、いやはや、それは感染以上に悲しいことですよ、などと・・・言いませんけどね。
大きく覆いかぶさってくる試練、戦争や、天災や、感染症に対して、最初に倒れるのはすでに弱い状態にある人。次は心(精神)がやられてしまう人、で、 次がうかつな人で、その次が幸福感が希薄な人。今ある幸せを失いたくないという気持ちがあれば踏ん張れますから。連れ合いとハグして笑顔で会話ができているなら、コロナなんて、こう言っちゃなんですけど、何てことないのですよ。
神様は繰り返し繰り返し、こうやって残酷なフルイにかけてくる。幸にして健全なる皆様、まずは弱い人を守りましょう。どうやって?誰に何をすればいいの?と仰るなかれ。簡単簡単、自分自身が豊かな今日を送ること。久しぶりにお会いした五味さんご夫婦からイイ感じのエネルギーを頂戴したおかげで、今朝は、セルフイメージとしては大谷翔平なのだ。明日から数日は遅れている現場作業と、これまた遅れている庭の設計の二刀流でがんばります。