ラブ・ストーリーは突然に、アマテラス降臨も突然に、アアわかっちゃったわかっちゃった、「人はなぜ山の登るのか、そこに山があるからだ」は納得だけど、では、「人はなぜ庭に花を咲かすのか」の答え。
それはですね、愛情ですよ、愛情。誰にでもあることですけど、自分のことしか考えられなくなった時は庭どころか、野に咲く花にも意識が向かなくなりますよね。猿人が原人へと進化した頃から、人は誰かのことを思った時に花を見つめ、花を育て、花を贈り、花咲く日々を願うものなのです(われらホモ・サピエンスの喧嘩相手であり最後の同胞であったネアンデルタール人の発掘現場で、埋葬の際に花を供えた痕跡が発見されたそうな。植物を食物ではない祈りの供物と捉えることが、ママ〜、ドゥユリメンバ〜、人間の証明)。