1位 フィンランド、2位 アイスランド、3位 デンマーク、4位 スイス、5位 オランダ、6位 スウェーデン 、7位 ドイツ、8位 ノルウェー、9位 ニュージーランド、10位 オーストラリア、11位 イスラエル、12位 オーストラリア、13位 アイルランド、14位 アメリア、15位 カナダ、16位 チェコ、17位 ベルギー、18位 イギリス、19位 台湾、20位フランス・・・・
I'm Missing You
どこに行っても花だらけ。
この時期はついつい散歩が長引いてしまい、
設計時間が減少ぎみになります。
でもその分以上にクオリティーは上がるので、まあいいかと。
せっかくの春爛漫ですから、エナジーチャージはたっぷりと。
国連が2021年度版の「世界幸福度ランキング」を発表しました。審査基準は以下の6項目です。
1、人口あたりのGDP
2、社会的支援
3、健康寿命
4、人生選択の自由度
5、他者への寛容性
6、社会の腐敗
無差別のアンケートでこれらを数値化し、過去3年の平均値で順位を決めているとのこと。で、日本はどうなのか。ここ数年大きく変わることなく今回は56位でした。昨年は62位、2019年は58位、2018年は54位、2017年は51位(156か国中)。ちなみにワクチン摂取率はOECD(経済協力開発機構)先進37カ国中最下位だそうで、まあ、そんなもんなんですね、現実は。
この調査には毎回多方面から異論反論オブジェクションで、突っ込みどころが満載なわけですが、それにしても日本は先進国の中でダントツの最下位を続けているわけで、これはこれとしてしっかり受け止めることも必要ではないかと。
各項目の順位はこうです。
1、人口あたりのGDP・・・24位
2、社会的支援・・・・・・50位
3、健康寿命・・・・・・・2位
4、人生選択の自由度・・・64位
5、他者への寛容性・・・・92位
6、社会の腐敗・・・・・・39位
どう読みます?
再度、他者評価の高い順から並べてみましょう。
健康寿命・・・世界第2位
人口あたりのGDP・・・24位
社会の腐敗・・・39位
社会的支援・・・50位
人生選択の自由度・・・64位
他者への寛容性・・・92位
世界有数に長生きで、経済はそこそこで、政治・社会の有り様は中流で、自由は案外少なく、寛容性は最低レベルな日本、というところでしょうか。何となく納得というか、うなずけてしまうことが悲しいような気持ちになりました。寛容性・・・欠如していますよね。弱者に寄り添うことは掛け声ばかりで、常に誰か悪者を仕立て上げておかないと気が済まないこの感じは、確かに度を越している。テレビなんかでも、ワイドショーもドラマもそういうのばっかりです。いつからそんな国民性になってしまったのかと記憶をさかのぼってみれば、バブルに踊ったあたりのような気もするし、地震や津波に痛めつけられた後遺症かもしれないし、いやいや、単純にスマホの普及かもしれません。とにかく国連という、地球規模に世界を俯瞰している機関の判断が、残念ながらこうなのだということです。
なぜなんだ、誰が悪いんだ、何が間違っているんだ。お、お、おっといけねえ、この悲観的・批判的ベースで犯人探しをするのがぼくらの悪い癖。なぜ日本人は幸福感を持てないのか、ということの解析で、これはよく言われている点。いいじゃないですか、健康寿命が世界第2位なんだから。それを誇りに思って、ラッキーと思って進みましょう。あとは、要するに、幸せになればいいんでしょ。幸福とは極めて個人的な感情ですから、国がどうでも、社会がどうでも、自然災害があろうとウィルスがはびころうと関係ない。あなたにとっての幸福の絶対条件って何ですか?きっとみんな同じだと思うんですが、他者との愛情ある交流ですよね。もっと縮めて言えば恋すること。連れ合いに、子供に、介護中の親に、愛犬に、草花に、仕事に、夢中で恋をする、そんな自分にも恋をする、というような毎日を送れたら、それ以上の幸せは地球上に存在していないと思うのですが、ご意義ありますか?ありませんよね。
だったらそうしましょうよ、素直に、最大限に、大切な人を大切に。そうそう、日本人は物真似が得意で、いいなあと思うとすぐに取り入れて会得する。古くは中国から、近現代ではアメリカから文化やお作法を取り入れてきたのですから、今後はランキングの上位を占める北欧の恋人たちをイメージしながら暮らすといいかもしれません。戯れに、春の野に咲く草花のように清らかで可愛らしいメイヤなんかを聞きながら。