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司祭ヴァレンティヌスの殉教
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司祭ヴァレンティヌスの殉教

 古代ローマの後半期、帝政時代と呼ばれる内戦に明け暮れていた頃に、皇帝は兵士に里心がついて士気が下がる事を懸念し、恋愛禁止令を発布、若い兵士の結婚を禁じました。当時のローマはミトラス教という宗教が主流でキリスト教は異端の徒。異端でありながら、そこがクリスチャンの特色でありまして、しぶとい。江戸時代の隠れキリシタンがそうであったように、弾圧を受けても挫ける事なく信仰を続けます。ローマの隠れキリシタンたちを牽引していた司祭がヴァレンティヌス。彼は皇帝に抗いまして、信者には「大いに恋をせよ。恋愛し、結婚し、幸福な家庭を築きなさい」と説き、司祭として兵士の結婚式を執り行います。皇帝から度々警告を受けてもその信念を曲げることがなかったために、ついに死刑を言い渡されてしまいます。2月15日、豊穣祭の前日に処刑が行われ、信徒は泣き、司祭ヴァレンティヌスは聖人ヴァレンタインとなりましたとさ。
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店で設計に没頭していたら、 突然 My Girl たちがチョコレートを届けに来てくれました。 昨日みんなで手作りしたそうな。 なんでも全部味が違うんだって。
 ありがとね。
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 クリスチャンたちは、処刑が行われた2月14日を聖ヴァレンタイン殉教の日とし、婚姻生活の守護神である女神ルノーの祝日と定め、そのお祝いの意味には「男女が出会う日」というニュアンスが含まれていたとのこと。歴史上にあったそのささやかな逸話を、「女子が男子にチョコレートを贈って告白をする日」としたのは日本人。諸説ありますが、どうやら大田区大森のお菓子メーカー株式会社メリーチョコレートカムパニー、ご存じメリーチョコレートだそうです。諸説あるとは、他に神戸のモロゾフ製菓、森永製菓、ソニープラザなど、うちがバレンタインデーを広めたのであるとするお菓子屋さん多数だそうで、いずれにしても発端は、商売上の、売らんがために捻り出した苦し紛れのアイデアだったのです。
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 商売とはこういうことで、知恵を絞って、消費者に新たな幸福感を提案提供してゆくこと。素晴らしい。日本のお菓子メーカー各社は、競い合いながら新たな市場のフィールドを開拓し、結果、実に心和む風習を生み出してくれました。これはお菓子屋さんの理念に、ストレートに『幸福感の提供』があるからで、世の中にはなかなかそういう業種は少ない。お菓子屋と結婚式場とディズニーランドとグレースランドくらいじゃなかろうかと。中区で弁護士をされているお客様から「イワフチさんはいい仕事をしていますね。グレースランドには幸せな人しかやって来ない。弁護士事務所に来るのは、不幸に喘いでいる人ばっかりですよ」と。はっとしたものです。そう言われればそうだなあと。心してかからねばと。
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 ちなみに、当たり前ですが、欧米にはチョコレートを贈る風習はなく、女子から男子へでもなく、大切な人へ想いを伝える日とされているそうです。フランス人は、恋人たちや夫婦が一緒に過ごす特別な日。アメリカは家族に加え、クラスメイト、先生、知り合いやペットに感謝を込めてプレゼントをする。フィンランドでは友達と友好を深める機会とされているとのこと。クリスマスと同様に、本日2月14日は世界に愛が満ちる日なんですね。こうして、そこに参加できることをありがたく思います。

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