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知覚優位性の哲学
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知覚優位性の哲学

Eテレの『世界の哲学者に人生相談』に、出た!モーリス・メルロー=ポンティが登場しました。メルロー=ポンティといえば「考えながら生きるよりも感じながら生きなさい」と説いた人でして、ん!?これはどこかで聞いたセリフなり。そう、Don't think, Feel! ブルース・リーが燃えよドラゴンで少年に語った、「考えるな、感じろ」なのであります。
 
ポンティへのお悩み相談

あのお、先生、私どうしても面倒くさくて、仕事も家事も、もう何もかも面倒くさくて、生きているのも面倒くさいんですけどお。  
これに対するポンティ先生の回答を要約すると以下の通りです。

思考からの命令で行動するのをやめてみてはいかがでしょう。あなたの脳内を占領している思考の山をちょっと端にどかして、とにかく動いてみる。いちいち理由をつけずに動いてみてください。動けば感じる。ピアノを練習するときに最初は思考が指を動かすよう命令しているからぎこちない音になりますが、上達してくれば指が思考からの指令を待たずに動き出します。そこで奏でられる音の美しさが思考内に心地よさを生み出す。これが両義性(意識と身体は別物である)における思考と知覚の逆転現象です。やってみてください。人は本来知覚(感じること)に従って行動する方が自然な、いわば野生動物なのですから。
 
ふむふむ、なあるほど。つまり庭ですよね。何でもかんでも庭に結びつけるわけじゃないんですけど、庭の楽しみというか威力というか、庭とはそういう場所なのです。思考優先だったら庭仕事は義務になる。嫌ですよねえ、家にいるときくらい、せめて庭にいるときくらいは義務に縛り付けられて、思考(あるいは女房)の命令に従って時間を過ごすことは避けたい。こうしていつも庭で書いているブログやSNSだって義務化した途端に苦痛になるわけで、そうじゃなくて、とりあえずパソコンを持って庭に出て腰掛ける。すると庭の空気と光と花に心が癒されて、庭を飛び交う鳥や昆虫に刺激されて、ぼくの後を追って飛び出してくる犬猫に元気付けられて、書いておきたいことや伝えたいことが湧き出してくる。で、しばしゴージャスな庭タイムを楽しんでから、知覚優位になった身体が脳に出す指令に従って次なる行動へと移ってゆく。
そう言えば女房と出会った頃に「あなたは頭でっかちで今にも倒れそうにバランスが悪い」と指摘されたものです。今も頭でっかち気味ながら、朝晩庭に出る習慣で知覚の方も充実できているという自覚はあるのですが、女房殿、いかがでしょうか、ぼくのバランス。知覚優位の健全さを得ているでしょうか。え、ダメ、ダメですかあ。だったらなおのこと、「行動→感じる→身体から思考に命令」を強化すべく、またもやしばらくの間、物干し台と化していたワンダーコアを再開することといたしましょう。って、こういうことをグダグダ考えてから行動してしまう思考優位がいけないわけですが。
植物には目(視覚)があります。なぜなら擬態するし、 周囲の風景に歩調を合わせて咲く様子は そうとしか思えないのです。
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聴覚もあるし、臭覚も触覚もあり、記憶力もある。
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それらを駆使して策略を練ったり交渉したりしています。
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ただし彼らには脳という臓器がありません。
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ではいかにして・・・
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これがメルロー=ポンティ言うところの知覚優位な幸福哲学。

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