庭は愛情の賜物 原田邸(横浜市栄区)6
庭全体の約半分がデッキで、残りの半分は芝生と草花のガーデニングエリアです。実はこの部分は奥様が自力で施工されました。
一応の設計はぼくがしたものの、それを参考にしながら奥様なりの感覚で、ぼくの設計よりもナチュラルでスッキリとした気持ちの良い場所に仕上がっています。これが理想的な庭づくりだなあと、あ、つまり、設計者と住人とのコラボレーションで出来上がった庭の魅力は、必ず設計を上回るのです。
このように、職人さんじゃなきゃ作れない構造物以外は自力でやってみたい、というご要望はよくあります。「大変ならお手伝いしますから頑張ってください」と話し、草木の植え方や芝生の張り方を伝授し完成を待ちます。いつもそこには上出来な庭が出現し、しかもその後一年二年と、季節が巡るほどに花が増え、美しさと楽しさが増してゆきます。
こうして暮らしの場所を整える能力が高い人に遭遇すると、ぼくなんかは平伏してしまいます。そのエネルギー源は、やはり愛情なでしょうね。家族への愛情、自分への愛情。

















