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ピッチフェイスの門構え-鈴木邸

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久々、外構工事の紹介です( 鈴木邸1)

当ブログ、どうしてもネタは庭のことが多くなりがちですが、グレースランドは『ガーデン&エクステリア』です。住宅外構も結構な数やらせていただいています。

今回は8年前、まだ東京で仕事してた頃にお世話になっていた住宅営業さん(某メーカーのトップセールスマンです)から、久しぶりにご指名いただいたお客さまです。
「大事なお客さまだからいい感じの外構にまとめてよ。おまえさんならできると思ってさ」。親分肌のその営業さんからのうれしい一言でがぜん力が入りました。と言っても奇抜な提案ではなくて、ごくごくオーソドックスに、考えるべきことをキチッと考えて組み立てるデザインを目指しました。

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必要な塀の組み合わせ( 鈴木邸 2)

オープンスタイルで、必要なところに必要なだけの塀(化粧ブロック)を組み合わせて構成してあります。

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明日から各ポイントを解説していきます。

忙しい。とにかく忙しい。設計が上がるのをお待ちの皆様、庭ごとの集中力をキープしながらコツコツと順番にやってますので、もうしばらくのご猶予を。忙しさが設計のパワーに変換されて出来上がりのクオリティーは上々です。お楽しみに。

フロントヤード全景( 鈴木邸 3)

フロントヤードの全景をご覧いただきながら全体の構成を。

道路から建物に向かって右から、駐車スペース、門塀、玄関アプローチ、和室前の目隠し塀、教室へのアプローチ(学習塾をやられています)というゾーニングです。

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シンプルな印象で、機能的で、建物に負けない(建物を引き立てる)ボリューム感と質感という点を意識しました。

あわただしく過ぎていく日々、ついに12月に突入しました。お店の近所の住宅地にもあちこちにイルミネーションが輝いて、イイですねえこの時期。ビッグサムに来店される家族連れのお客さまの表情が、いつもにも増して笑顔があふれています。

エスビックの化粧ブロック( 鈴木邸 4)

外構工事の塀の素材として『化粧ブロック』は欠かせません。数年前から普通のコンクリートブロックや型枠による現場打ちコンクリートの塀をジョリパットなどの着色モルタルで仕上げるというやりかたが急激に広まって、ともすると「化粧ブロックはもう古いよ」という感覚も生まれているようですけど、その両方で施工し、その後の風合いや耐久性を観察して来て、どちらにもそれぞれ長所と短所があるし、どちらが優れた外構素材であるとは言いがたい気がしています。まあ当たり前ですけどケースバイケースで使い分けることと(他の選択肢もいっぱいありますし)です。それよりも、どちらにしても的確な使い方とある程度のデザイン力がなければ、建物を引き立てつつ生活が豊かになる外構は実現しないということを、これから新築予定の方々にはお伝えしたい。
仕事柄、住宅地を歩きながら「おいおい・・・」と突っ込みたくなる外構が目についてしかたないのです。せっかくの新築なのに何でこんなに変な外構になってしまったのかとお住まいの方をかわいそうに思いつつ、それを提案しつくった同業者に怒りすら感じてしまう日々(日々と言っても、もう20年間そう思っています)なのです。住宅メーカーや業者との外構の打合せはくれぐれも慎重に、丹念に行ってください。その建物にどういう服を着せるべきなのか、その外構計画によってどういう生活になるのかを。

今回使用した化粧ブロックはエスビックの『ピッチフェイス』というものです。設計ではもっとオーソドックスな『リブロック』でしたが、お客さまとの打合せでこれに変更となりました。リブロックよりたたコストが上がりましたけど、お客さまも私も満足度がひとつ上がる選択でした。

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御影石のコブ出し仕上げイメージさせる表面処理がしてあるブロックで、コンクリート製品のイメージから抜け出した、なかなかのクオリティーを実現させた新商品です。

駐車場・玄関アプローチ( 鈴木邸 5)

駐車スペースは2台分で、シンプルに土間コンクリートです。
ボーダーグリーンはタマリュウで、これは飾りではなく土間コンクリートのひび割れ防止のための溝なのです。それを知らずに模様としてやたらに曲線でスリットを入れるデザイナーもいるので要注意。その結果細い部分が出来てそこにクラックが入っていることがよくあります。それと意味なく線を描いたり、アクセントと称してタイルやレンガをちりばめることは場を荒れた印象にしがちですので、その視点からも注意が必要です。

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玄関アプローチは建築工事である玄関ポーチと同じタイルを取り寄せて施工しました。張り方のパターンもポーチと同じにしてあります。
玄関と玄関ポーチまでが建築工事の領分で、そこから道路までは外構工事というのが一般的ですから、そこで素材が変わってしまうことが多い。しかもそれに、住宅屋さんも外構屋さんもまったく疑問を感じていないので、ですから、残念なことですけど、いつまでたってもレンガのアプローチなのに玄関ポーチがタイルという家がつくり続けられているのです。
理想はもちろん、同じ素材で施工するということ。何かしらの理由無しにこのことは崩すべきではないと考えています。

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それから、このことも含めて外構工事の素材数は極力少なくした方がいい。よく見かけるのが、まるで建材屋さんのサンプルガーデンみたいにいろんなレンガやブロックが使われているケース。またそういうところに限っていいかげんなデザイン遊びが激しくて、・・・悲しい現実なのです。

表札・門灯・立水栓( 鈴木邸 6)

鈴木さんちの外構工事、今日は表札、門灯、立水栓です。

まずは表札。一昔前は定尺の御影石に明朝体の漢字がド~ン!と掘ってあるアレばっかりでしたけど、ここんとこバリエーションが増えて来て、表札を考える楽しみや選択肢が広がりました。
アルミや真ちゅうやガラスなど様々な素材での製作が可能ですけど今回は天然石で。一昨日紹介した化粧ブロックが御影石のコブ出し仕上げを意識したもの、つまりある意味偽物の石ですから、そこに来る表札を本物の石にしたかったのです。これは店舗のディスプレイなんかでシルクガーランド(偽物の葉っぱ)を使うときに、一部分本物を使うことで全体的に本物感が生まれるというテクニックがありまして、それを応用した選択でした。そしてサインですからグレーベージュの地に際立つ色で赤。うるさいでしょう、表札一枚で。でもこれがデザインするってことなんですよ。な~んて、偉そうに言ってしまいましたけど。実は、感覚、感性を理論立てできないと不安になってしまうという私の習慣というか癖なんです。

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続いて門灯。門塀前の茂みに球体が浮かんでいるように仕立てたかったのです。奥様のご協力(そういう風に植物を育ててくださいました)によって狙い通りの仕上りに。

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そして立水栓は、建築工事で施工されていた立水栓(その味気なさに不満を感じている奥様が多いのです)のコン柱はそのままで、受けを平たい磁器の手水鉢に取り替えました。イメージ一新!すばらしい!お客さまのセンスです。

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北鎌倉の職人さん( 鈴木邸 7)

今日は和室前の仕立てをご覧いただきます。

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建て替え前の庭に点在していた庭石を住宅メーカーさんに無理言って取り置いてもらいました。一般的には解体工事で全て処分されてしまいます。

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「石はいくらあっても邪魔になりません。庭石としてだけではなくてそれで炉をつくったりベンチに仕立てたり、いろんなアイデアで使いきってしまうのでできれば捨てないで下さい」よく建て替えや、中古住宅を買われてそれまでの和風の庭をリフォームするお客さまにお話しすことです。

今回は和室からの眺めを重視して石組みに仕立てました。
石組みは職人さんの力量や性格、人間性なんかがもろに出る工種で、私が図面を描いてこういうふうに据えて下さいと言って施工するような類のものではなくて『生け花』みたいなもの。職人さんが石と対峙し、石と語りあいながら石ころを活かしていく、石に情感や時間やメッセージを語らせるという技なのです。景石でも石積みでも延べ団でも同じこと。楽しいですよ石の世界って。そのとりこになって、石を探索しながら京都を歩き回ったこともありました。

学習塾の入り口( 鈴木邸 8)

鈴木さんちは学習塾をやっています。前庭の右側が入り口で、塾の看板をどこかに出したいということで、ブルーに塗装したアーチを設置しました。

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これはオスモ(ドイツ製)のローズパーゴラという製品で、全体的なセンスと細部の仕上げが行き届いていて、過去に施工させていただいた全てのお客さまに好評を頂いているものです。しかも(メンテナンスは必要ですけど)耐久性抜群です。

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宅盤と道路の高低差はヤキスギレンガの階段を2段で、アプローチも同じレンガで最低限必要な幅だけ施工して、後は植栽スペースにしてあります。生徒さんたちが小学生ということで、四季折々花が咲いていたら楽しくかよってくれるかな、そんな気持での仕立てです。

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アプローチの奥の部分はレンガを敷き詰めて広場にしてありまして、気候のいい時期はここにベンチを置く予定です。これは教室の順番待ちや友だちと待ち合わせをする生徒さんたちが過ごす場所なのです。

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その先の家の裏手は砂利敷き。後々ここに物置を置いたり、ワンちゃんのドッグランにするなど、いろいろと構想があるようですけど、とりあえずは雑草押さえに川砂利を敷き詰めてあります。
それと、裏手の勝手口のドアがガラス張りで、室内の廊下からお隣の庭が丸見えだったので、木製パネルを一枚建てました。
階段と水場までの通路は建築工事ではモルタル仕上げだったものを、「味気ない」ということでジュラストーンを張り、立水栓は受けを手水鉢に取り替えて、裏はサラッとシンプルに、でもイイ感じのバックヤードの完成です。今後この場所がどう展開していくのか、通りがてらの覗き見という密かな楽しみの場所がまた増えました。

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塾の入り口とアプローチが生徒さんたちに好評とのことで、つくり手としてはニヤッとしながらホッとしています。この塾に通った子どもたちの記憶にこの風景が刻み込まれると思うと、うれしい限りなのです。「鈴木さん、がんばって一年中花を咲かせておいてくださいね~」。

新築住宅の樹木( 鈴木邸 9)

まずはコニファーの代表格エレガンテシマ。駐車場周りと家の脇に点在させて、外構全体の統一感を演出しています。
冬に霜が降りると葉が茶色くなって「枯れたんじゃないか」と心配するお客さまもいらっしゃいますけど、大丈夫です。そのまま冬を越して、4月の芽吹きは光り輝く感じで春を告げてくれます。

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門塀の脇にはエゴノキ。毎日通る場所なので、季節感を感じられるように落葉樹を選びました。チャドクガ被害が心配なシャラノキに取って変わって、現在人気ナンバーワンの木です。
ゴールデンウィークくらいに鈴蘭みたいな小さい白い花が盛大に付いて、その後の新緑、夏はさわやかな緑が木陰をつくって、秋の紅葉、冬は素直な樹形と明るい木肌が日だまりを感じさせてくれます。

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玄関アプローチにはブルーアイス。エレガンテシマやヨーロッパゴールドといったグリーン系のコニファーと違って、ブルー系は冬に茶色くなりません。一年中青白い姿です。これを中心にして下草やプランターで、アプローチガーデンのフォーカルポイントをつくって楽しんでほしい、そんな思いを込めて植えました。

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和室前はお母さまの好みをお聞きしながら、モミジ(ベニシダレ)、サクラ(フジザクラ/マメザクラ)、ウメの3本。四季折々の眺めを楽しみつつ下草を充実させていけば、すばらしい坪庭が完成します。楽しみです。

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家の裏手、道路側に、ナツミカンを植えました。冬の花が少ない時期に実をつけますので、ご近所の景観をあったかい感じにしてくれます。
木が成熟して実が盛大に付くようになったら(200個以上収穫できます)、大変ですけど、ぜひマーマレードづくりに挑戦していただきたい。食べきれなかったら・・・お裾分けを期待しています。
(お客さまからいただく野菜や果物で我が家の食費はかなり助かってます。感謝、感謝)

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新築の時はどうしても樹木が新品然としていて、いつも微妙な納まりの悪さを感じてしまうのですが、数年経つと予想以上にイイ感じに馴染んでくれます。もともとそこに生えていたように、必ずそうなってくれるのです。

草原のオカピー( 鈴木邸 10)

鈴木さんちの草花です。
学習塾をされているので毎日お忙しいと思うのですが、子どもたちが通ってくる通路脇の草花の手入れもセッセとされています。子どもたちが楽しい気持ちで通って来れるようにと今はクリスマスのものも飾ってありました。植物と長く付き合うのも上手のようで、10年物の観葉植物があったりします。

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シンプルだけれど、ちゃーんと植物のことはわかっていて、必要なところに必要な手入れをして育てていく。そうそう、塾をやられているんですけど、自由な環境でその子どもの持ち味や本人のやる気を引き出すような、草花とのそんなつきあい方を感じました。

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頭からガンガン詰め込もうとすると、できる子はどんどんできるようになって、でもどこかいびつになる危険性もあって、できない子はあっという間にやる気をなくしてしまうもの。かといって、我が家みたいに自由に放し飼いだと、草原のオカピーみたいにただただボケーッとしちゃって。・・・草原のオカピーかあ。うちの子どもたちは全くそんな感じになっちゃってるなあ。
話が我が家の愚痴になりそうなので軌道修正してと。

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植物を過剰に意識しているわけではない、でも愛情は消えない、そういう感じ。つまりは家族として植物が存在しているのでしょう。
子育てのスタイルがいろいろなように、ガーデニングのやり方もその家によって様々。共通点は、みなさん、日々の暮らしが充実しているということですね。

ジョン君、日本語の特訓中!( 鈴木邸 11)

鈴木さんちから感じる、充実してして、柔らかくてあたたかい愛情に満ちた暮らし。その象徴が番犬?のジョンくんです。

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もうおじいちゃんだということですけど、ワンちゃんて不思議ですよねえ、いつまでたってもかわいい子どもみたいです。おー、よしよし。

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んっ!

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はい、お手!

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はい、ごほうび。

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はい、じゃこんどはちょうだいなって言って。
ワン!
ワンじゃないの。ちょうだいな。
・・・ワン!
ちょうだいな。
・・・
ちょ、お、だ、い、な。

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クッ、クウウォ~*☆◇※◎×△~

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日本語を特訓中のジョン君なのです。

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