ティータイム『生憎の雨 ⇄ 恵みの雨』
台風が、これで3回それてくれました。昨年のことを思えば幸運に感謝です。

さてテレビでは相も変わらず、愛も変わらず警戒警戒と連呼して、その中で城島リーダーだけが「いい進路ですねえ」と大きく舵を切って太平洋に戻ってゆく進路予想に一瞬ニヤリ。それを良純さんが慌てて「引き続き大雨に警戒が必要です」と打ち消す一幕が。なんかね、この人いいなあって、ほんわかと和んだのです。リーダーとは希望を配る者のことである、ナポレオン・ボナパルト。

雨が降っても風が吹いてもいちいちカンカンカンと警鐘を鳴らすだけだったら、そんなもん、シロアリが、外壁がと危機を煽って必要のない工事を取り付ける、悪質リフォーム業者ですよね。

庭の草花はこの冷たい雨でリフレッシュして、深まる秋へのエナジーチャージ。「生憎の」が雨の枕詞となって久しい令和の世なれど、お若い方々、昭和時代には同じこの天候を「恵みの雨」と称していたのですよ。

アマテラス、打ちのめされたワーキングクラスの民は再び立ち上がろうと踏ん張っているところゆえ、次の台風も何卒よろしくご配慮のほどを。稲刈りが済んだ田んぼに籾殻を焼く煙が立ち昇る越後の風景を思い出しつつ、ここから一気に色濃く深まってゆく秋をイメージしながら今日も設計に熱中症。1ヶ月お待ちくださいと話したお客様を3ヶ月もお待たせしている体たらくながら、ひとつひとつを丁寧に、ベストな世界を思い描いておるますゆえどうかご辛抱を。

傘をさしての早朝散歩で頭はスッキリ、長靴脱いで、さっ、仕事だ仕事だ。今日も最先端にして昭和チックな庭を設計します。
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