Graceland Style『カーテンを開けて暮らす』
仲野邸

門馬邸

大原邸

せっかくの庭スペースを楽しめていない場合、多くは目隠しの不備にその原因があります。カーテンを閉めておかなければ暮らせない状態である限り、庭は暮らしの外にある余剰地で、ひたすら雑草取りや手入れだけを繰り返すことになってしまいますし、庭に出ても周囲から丸見えだったらくつろいで過ごすことなどできません。どこにどのくらいの目隠しが必要なのかをじっくりと、しっかりと検討することから庭づくりを始めましょう。
庭は植物のための場所ではなく、あなたが手入れ修行をする場所でもなく、暮らす人が日々元気に、幸せを実感するための場所なのです。
平成時代も終わりに向けてのカウントダウンが始まり、10連休間近で皆様の気分もアゲアゲなご様子。園芸売り場は笑顔の賑わいで、早くもGW恒例「お庭の相談会」へのお問い合わせもちらほらと。

「あわてない、あわてない、10日もあるんですから」と話したら即座に「ダメダメ、連休は初日の早朝から終わりまで、キャンピングカーで旅に出るの。その前でもいいんでしょ」とのご返事。キャンピングカーをお持ちとは、いやあうらやましいですなあ。なんでも家族揃って行き先を決めずに出発するとのこと。最高ですね。
ぼくがキャンピングカーを持っていたらどこへ行くだろうかと想像してみました。とりあえず山梨方面へ向かい、山岳に暮らす孤高のゲージツ家を訪ねるかな。その後は・・・やはり行き先を決めずに、ナビも使わずアクセルを踏んでみたいなあ。
旅かあ・・・

