庭と暮らしは合わせ鏡 原田邸(横浜市栄区)7
庭は暮らしを映し出します。楽しい暮らしは庭を楽しい場所にし、何らかの課題と向き合い頑張っている人の庭は前向きなエネルギーに溢れているものです。
暮らしを映し出すというこの庭の性質にはもうひとつ重要な特性があって、それは庭を整えると暮らしが整ってゆき、庭を楽しく仕立てることで暮らしが楽しい方向に展開するということ。まるで合わせ鏡のように。
暮らしは庭に投影され、同時に庭が暮らしをリードします。
女性はなぜ男性よりも長生きなのか。そしてなぜ、年齢が行くほどに女性は社会性が高まりパワフルになってゆき、男性は孤立しパワーダウンしてゆく人が多いのでしょう。医学的、生物学的見地とは別に、ぼくは女性の方々が無意識に、この「合わせ鏡の法則」を活用しながら生活しているからだと思っています。
多くの女性は幼い頃から始まって、何歳になっても鏡の中の自分を日に何度も見つめながらメイクを施し、ファッションを楽しみます。
鏡の中にいる自分を意識し整える習慣によって、暮らしが整い気持ちが高まり、外出や、友人らと過ごす時間が楽しみになる。その思考のまま庭を見つめる女性は、雑草取りも室内の掃除と同じく習慣化されていますからさして苦ではなく、花を増やすことは自分を高める手段ですから、好みのお化粧品を取り揃えるが如くに草花を植え、ハーブを育て、基礎化粧品で朝晩お手入れをするように水やりと土づくりに余念がない。
ぼくら男は、女性たちのその手法を真似たらいいと思うのですが。
この頃では男性化粧品の売り場が充実して、若い人は当たり前に眉毛を整え、UVカットファンデーションやコンシーラー、BBクリームまで使うようになりました。ご同輩&先輩諸氏、ぼくら世代には異和を感じる男の化粧は、すでに社会生活上のお作法になっています。せめて、鏡を見ることを習慣にしてみませんか。
あるいは庭に意識を向けて、奥様任せではなく、自力でそこを花いっぱいにしてみたらいかがでしょう。えっ、そんなことしたら奥様から「何かやましいことがあるんでしょ」って言われそうですか?
・・・そうかもしれませんけど、やってみたらいいと思うんですよ、しょぼくれたお爺さんを回避するために。

















