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三角形の庭を目かくしする-佐藤邸
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三角形の庭を目かくしする-佐藤邸

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半分アナログ( 佐藤邸 1)

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さーてと、このリビング前の三角形の庭、どうしましょう。
まずは目隠しです。庭でどう楽しむかより先に、目隠ししなかったらカーテンを開けられませんからね。そして目隠しをしたうえで、どんな庭にしたらみんなが楽しいのかをあれこれ考えながらPlan A、Plan Bをつくりました。

Plan A

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Plan B

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両方とも木工フェンスで目隠しし、Aはウッドデッキ、Bはタイル張りの『外の部屋』です。
これをもとに検討していただいて、決定したのが次のPlan Cです。諸事情により手描き・着色してませんが、Plan Bをベースにしつつ、タイルではなく砂利敷で植物を植えられるようにしたものです。

Plan C

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この段階での図面をご覧いただくのは始めてです。ここまではパソコンのCADで仕上げます。これに植物などをデザインペンで手描きして、マーカーで着色しています。老眼との戦い。便利な画像ソフトも多く出回っているので今時こんなアナログな手作業はどうかとも思うのですが、これがなかなかやめられない。デジタルでは出せない味といいますか、手間のかかる作業をすることでなにかしらの念が込められる気がして。
実際手描きしながらどういう枝振りの木を植えようかとか、何の花を咲かせようか、そしてそれが秋にはどうなって冬にはどうなって、来年はまた違う花を植えてもらおう・・・、そんな感じで、私の頭の中に提案する庭の時間的な厚みが生まれるのです。
この半分デジタル半分アナログな設計作業、いつまでこのスタイルで行くのか自分でもわかりませんが、今はこれがベストなのかなと。

で、佐藤さんの庭ですけど、ポイントはやはり目隠しでした。外から、そして庭から、快適な目隠し具合をさぐる設計作業。

海路の日和( 佐藤邸 2)

では今日から3日間、ビフォー・アフターです。

住宅地の中の行き止まりになっている一角なので、外を通る人はほとんど隣近所の方ばかりです。そして近隣とのコミュニケーションがイイ感じで(撮影中も奥様が、お出かけする向かいのお子さんを手を振って見送っていました)、ですからピシッとした目隠しはかえって不自然。セミオープンといいますか、軽めな感じで目隠ししました。

Before 1

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After 1

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Before 2

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After 2

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それでも庭が庭らしく空間構成されるように。

Before 3

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After 3

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どうでしょうか、庭に入っていきたくなるでしょ。
何度やってもビフォー・アフターって楽しいです。明日も続きます。

今朝は1週間ぶりの晴れで、いやあ~気持いいです。慢性的に忙しい日々なのでここんところみたいに雨や曇りが続くといけません。どうしてものめり込みモードになってしまうからです。設計に集中できると言えばそうですが、ついつい思考が深ーいところまで潜航してしまって、息継ぎしないままで潜り続けて酸欠になってしまう感じ。私がそうなっているとき、私自身はけっこう楽しい。なぜなら設計がはかどるからです。ところがそののめり込みモードが続くと周囲と私に微妙なギャップができます。周囲というのはおもにうちのスタッフたちですけど、明かに感覚やスピードが私について来れなくなってしまって、そこから波長が乱れてストレスの種が生まれる。見方を変えれば私が熱中し過ぎるあまり余裕を無くしてショートしているとも言えるのですが。それが今日みたいな晴天だとスッとノーマルポジションに戻れる、ありがたいのです。

アプローチを使いやすく( 佐藤邸 3)

今回は庭だけでなく、住宅メーカーがつくった玄関アプローチも仕立て直しました。
コンクリートの階段を上がったところに方開きのアルミ門扉があって、その脇にファンクションユニットでアメリカンポストがついているというスタイルを、門扉を無くしてオープンにし、ポストはフェンスを外してまくら木を立てて、そこに壁付けタイプを設置しました。ついでにいつものマリンライトを。イメージ一新、使いやすくなりました。

Before 4

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After 4

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次に玄関ポーチです。狭くて、ドアをあける時にバックしつつ段を降りなければならなかったので、広くして、階段も同じタイルで仕上げました。これまた使いやすく、広々明るい印象の玄関になりました。

Before 5

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After 5

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玄関脇から庭に入る通路に掃き出し窓下の階段があって通り辛かったので解体撤去、すんなりと庭に行ける通路になりました。

Before 6

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After 6

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庭に面した段も撤去してぬれ縁を設置しました。これは限られたスペースの庭にイステーブルを置く時にはここがメインのベンチになるように設計してあります。縁側兼ベンチというわけです。

Before 7

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After 7

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住宅メーカーのお決まりの外構を(もったいない気もするでしょうが)思いきってつくり直すことで、づいぶんと使いやすく、印象も変わります。これから長く暮らすのですから、こういう判断も必要だと思うのです。

天使の思考世界( 佐藤邸 4)

ビフォー・アフターの最後は庭の中から外を見た様子です。

Before 8

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After 8

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Before 9

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After 9

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Before 10

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After 10

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スッポンポンの三角の空き地が、目隠しフェンスと木で我が家の場所『庭』になりました。
理屈っぽく言うと、フェンスで適度な目隠しと空間を仕切り、樹木で場にフォーカルポイントと厚みを出すという空間構成によって庭が出現した、ということです。ヒャ~、言葉にするとホント理屈っぽいですよね。でもこの理屈、知っていると庭はもちろんですけど、リビングやお店など室内の演出、インテリア、ディスプレイにも応用できることなので、ぜひご活用ください。『空間構成とフォーカルポイント』です。
そうそう、ガウディーの言葉「人は物事を平面上で考える。天使は立体で考える」だったかな。あなたも3次元の思考世界に踏み入って天使になりましょう。

今日は私、新山下(ホームズ外売り場)に出没します。あっち方面に遊びに行く方、ぜひお立ち寄りください。

まだ未完成です( 佐藤邸 5)

さあ、庭に入ってみましょう。

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奥まで行って振り返るとこういう感じで、

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この庭の特等席、ぬれ縁に座るとこうです。

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庭の内部は砂利の広場みたいですけど、それはまだイス・テーブルを置いていないから。ただいまご家族でどういうのを置こうかと検討中です。ご夫婦はシックな感じをイメージしていますが、お嬢ちゃんが「白くてかわいいのがいい!」と、メルヘンチックでお姫さまが座るようなのを主張しているそうです。いいですねえ、女の子ってこういうことのイマジネーションが豊かでかわいいですよね。男の子だったらそんなことには興味ゼロで、まずは穴を掘るでしょう。それもまた楽しいんですけど。
イス・テーブルが置かれて、砂利をどかしながらいろんな木や草花が植わって・・・、この庭の完成は夏休み頃になりそうです。でも未完成ながらすでに近所の子どもたちの人気スポットになっているそうで、お友達の女の子たちが縁側にズラッと座っておしゃべりしているそうです。

設計依頼が溜まりに溜まっていて、今日は午前中川崎に現地打合せに行ってきて、あとは港南台の事務所に引きこもって設計です。現在午後1時、雨が降り出しそうな湿った空気になってきました。妻カオリとスタッフは「降ってこないうちに木を植えなきゃ」とあわてて軽トラで現場へGO! 私はこのブログを更新したら設計に集中!さっ、今日もお客さまがビックリしたり唸ったりしてくださるような設計を練り上げまっせ!!

そうそう、今日うかがったお宅のご主人は某自動車メーカーの営業さんでして、庭の打合せをしながらこんなことをおっしゃっていました「家庭内が荒れていると庭は荒れますよね」さすが営業さん、いろんなお宅をよく見ていらっしゃいます。全くその通りです。ですから逆説的ですけど、庭をきれいにしていて花でも咲いていれば、家庭も何とかなるんじゃないかなあ、そんな話をして帰ってきました。自動車売っているのにそこに気が付くってのがすばらしい。きっと成績優秀な営業マンでしょう。庭も自動車も同じで、物質を売る仕事ではないのです。げっ!ついに降ってきました、しかもいきなり土砂降りです。これじゃあ木を植えるのは延期だなあ・・・、まああせっても仕方ないので・・・私はとにかく設計に集中します。さっ、はりきっていきましょう!

アルミこだわり板( 佐藤邸 6)

今回目隠しに使ったのはタカショーのエバーアートウッドです。アルミに木目をプリントした製品で、本来は庭にアルミやコンクリートや樹脂(プラスチック)を使うことに抵抗感を持っていますが、この製品だけはよく使っていて、これまでも何回かブログで紹介してきました。なぜこのエバーアートウッドはOKなのかといえば、その仕上り具合と耐久性に満足しているからです。特にプリントのこだわり方が半端じゃなくて、老眼と乱視が入り交じった私の目にはイイ感じの本物に見えます。こういうところにこだわる、それも徹底的にこだわる感じがタカショー製品の魅力です。タカショーの高岡社長の並外れた発想とこだわりが企画、製造、営業の各社員にしっかりと浸透していることがこの板の仕上がりから伝わってきます。
タカショーの社員さんに「あなたたちは会社員ではなくて信者ですね、高岡教の」と振ると、必ず「そうなんです」と返ってきます。うらやましくもあり、また先々どう発展していくのかを傍観者的に眺めていたい、そんな気にさせてくれる会社です。
これがその製品、

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メンテナンスフリーがいいという奥様のご希望でこのエバーアートウッド(アルミこだわり板100)を選択し、色も選んでいただいて、クラシックホワイト、ナイスなコーディネートです。コーディネートはこーでねえと。あっ、いや、わたし、おやじなんで・・・。

ポスト( 佐藤邸 7)

外構のリニューアルで、ポストをアメリカンポストからご覧のモダンなタイプにかえました。

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まずアメリカンポストは使い辛い、雑誌や通販カタログが入らないのです。機能的にはそういうことで交換を提案しましたが、今回あらためて最近のポストの充実ぶりを感じました。あれこれカタログを見ていると実にバリエーションが豊富になっていて、またデザイン性も高い。ポストを選ぶ楽しみを感じました。というのも10年前を思い起こすと、ポストの種類がものすごく少なくて、設計の度に「まあしょうがないか」という感じで選んでいたから。ニーズがあって、数年のうちにそれに対応した動きが始まって、今や供給過多なほどの品揃えになっている、日本というのはまじめでエネルギッシュな国だなあと感じます。
日本がこの勤勉さと前向きな感じを維持できれば、私が毎日お客さまに話ている『家族のための庭』『家族が集う外の部屋』なんてことも10年経ったらあたりまえなことになっていることでしょう。そうなっていてほしいものです。

葉を落とす木は大丈夫( 佐藤邸 8)

玄関先と庭のアクセントにコニファーを2本。

ブルーエンジェル
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エレガンテシマ
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そして縁側から見た庭の中心にシマトネリコを植えました。

シマトネリコ
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ご覧の通りで下枝の葉っぱが無くなっています。移植のダメージなのか、植えた直後にパラパラと葉が落ちました。
こういうふうに自分で葉を落とす木は、一時的に丸坊主になってもほぼ100%回復します。それに対して枯れ葉が落ちないで枝についている木は危ない、思いきった手立てが必要です。
これは人間と同じ、風邪を引いたらあったかくして、栄養と休養をとっていれば回復しますけど、具合の悪さにおかまいなしで突っ走っていたらそれが大病に移行したり、自滅の道を歩んでしまいます。自然体で行くこと、弱ったら自ら葉を振るう木に倣いましょう。

手塚治虫的( 佐藤邸 9)

佐藤さんちの草花をご覧いただきながら、一昨日の話題『問題は私たちがそれをイメージできるかということ』の続きを。

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この世に存在していない時空を頭の中に描くことがイメージするということです。かつて手塚治虫がイメージして描いた世界が現在展開されています。手塚治虫ワールドに胸躍らせた子どもたちが世の中の第一線で活躍した結果です。年月が経つほどその偉大さとイメージの持つ力を感じています。

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では現在、私たちのまわりに手塚治虫はいるでしょうか、私の答はNOです。そう思って見渡すと手塚的な未来設計者はなかなか見当たりません。それっぽいこと言って商売している怪しげなのはたくさんいるんですが、私たちに良質な夢を見させて、気が付くとその夢の世界への到達が人生のロマンになっている、というような人物は・・・、和民の渡邊美樹さんがもっと広く活躍するようになるとそんな存在になりそうですけど、『世界共通の教科書』すばらしいですよね、期待です。

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そうそう、政治家の話はつまらない、とにかくつまらないのです。私の地元の角栄さん以降、夢を見させてくれる政治家がいない。私は元左翼の妻と違ってが政治のことを云々する気はありませんけど、彼らの話が退屈だと言うことだけはハッキリと感じています。理由は、イマジネーションの世界に立った話がまったくないからです。

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21世紀は心の時代で、ですから財力や権力ではなく、豊かで健全なイマジネーションを持った人だけが時代のトップランナーとして楽々と駆け抜けることができるのです。これホント、庭をつくり続けて、いろんなご家族と知り合って、それを何年も続けているとハッキリわかります。
手塚治虫がいないなら、あなたがそうなればいい。私が手塚治虫になればいいのです。わたしは庭に関して手塚治虫になることが仕事なので、そういう方向からはブレようがないのですが、例えば専業主婦のあなた、会社に通っているあなた、手塚的思考で身の回り、家族や社会をながめてみてください。そしてそれらの理想的な未来像をイメージしてください。そういう人が増えていったら、ある時点で核分裂みたいにその理想が普通のこととして実現される日がやってきます。言い切ります、やってきます。繰り返しますけど、問題は『その理想を私たちがイメージできるかということ』なのです。

イメージするということ( 佐藤邸 10)

今日も引き続いて佐藤さんちの草花をご覧いただきながら、昨日の続きです。
イメージするってことを具体的に解析してみようと思います。

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これはあくまでも、私がガーデンデザインを行う上での手法でして、他のイメージを生業にしている方とは合致しない部分もあろうかと思いますが、イメージするという曖昧な世界のシルエットを一方向からだけでも浮かび上がらせることで、皆さんの何かのお役に立てることもあるのではないかと。

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イメージする、これを意識的に行う機会ってそうそうないですよね。ところがそのことが仕事となると連日イメージするわけでして、二日酔いであろうが風邪ひいていようが、あるお題に対する答えとなる世界を頭の中の妄想界に描き出さなければなりません。以前、もっとゆったりのんびり仕事してたころは「ウ~ン、浮かばない、まあ今日はあきらめてビールでも飲もう」という感じで、2、3日まったくプランにならないこともありましたが、今はそんなこと言ってられないので、何としても自分を設計モードに持ち上げなければなりません、それも瞬時にして。

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そういうときにまず何から始めるかといいますと、左脳作業から。イメージは右脳、感覚・感性脳による作業ですけど、取っ掛かりは左脳、理論脳から働かせるのです。すでに決められている要素がいくつかあります。敷地や方角やご要望などです。それらを未整理のままちりばめて(これなら体調や意欲に関係なくすぐにできます)、図面上でその散らばった点のような確定要素をおはじきするみたいにあっちに弾いてこっちに転がして、そうしているうちに点と点がうまいこと並んである線が見えてくる。そのあたりからようやく右脳が「オレにもやらせろ~!」と出ばってきます。そこからが楽しい、右脳と左脳がボケと突っ込みの掛け合い漫才を始めます。エキサイティングな設計作業の始まりです。

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つまりイメージすること、それをカタチにして表現することというのは『条件の整理プラスα』で、右脳と左脳の共同作業だということです。感性脳だけで延々やっていても具体的なカタチにならないし、理論脳だけで組み立てた表現には何の魅力もなくて、とてもじゃないけどお客さまに提案などできない。
どうでしょうか、イメージすることのシルエットが少しは浮き立ってきたでしょうか。もしそうならうれしいです。これを使って、紙とペンを用意して、家族のこと、仕事のこと、庭やリビングや寝室のこと、イメージ作業を始めてみてください。これを日課にすれば、気が付くとすばらしい現実が実現しているかもしれません。少なくてもやらないよりはやった方がいいと思うんです。イメージするということ。

室内に流れ込む波動( 佐藤邸 11)

すいませ~ん!今日のスケジュールが急きょ変更になってしまいました。今日は『レノンの庭』にいます。新山下にはうちの宮原が行ってますので、一応のアドバイスはできると思うのですが、ご来店予定だった方は私にお電話ください。後日私が現地にうかがうようにしますので。バタバタしててホント申し訳ありません。

いわふち 携帯 090ー357034555
『レノンの庭』045ー958ー1281

ではいつもの感じで、今日のお題は『庭から室内に流れ込む波動』です。

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縁側からの風景です。近隣に手付かずの森が残っている地域で、庭からもその一部を眺めることができます。そういう環境にただよう空気感みたいな良質の波動がこの縁側からの風景から室内に流れ込んでくる感じ。これは現地にいないと感じられないことなのでうまくお伝えできないことが残念ですけど、ようするに縁側と庭が空間構成や植栽によってしっかりと生活の場所、家族の外の部屋になったことで、その場所が外界の自然と室内をつなぐ役割を果たしたということなのです。

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あぁ理屈っぽいばかりで、やはりうまく表現できません。それを体感してみたい方はぜひ店にいらして下さい、この佐藤さんちだけではなくあちこちの庭で実現できている効果なので、その場所ご案内いたします。

撮影が終わってこの縁側でコーヒーをいただきました。心底気持ち良くて、奥様とあれこれと話し込んで「ここから離れたくないなあ、ずっとここに座っていたい」、実感でした。

4時間半の集中( 佐藤邸 12)

佐藤さんちの最終日です。今日は庭の話ではありません。
玄関を入ってすぐの階段の壁にすばらしい書が掛けてありました。奥様の作品だそうで、一目見てグッと来て、ひとしきりその話で盛り上がりました。

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私も小学生の時ですけど6年間、町の書道塾に通っていて、その当時勉強も運動も駄目だった私が、唯一表彰を受けたのが新潟日報の書き初めコンクールでの特選。墨と筆の感触がよみがえってきて、懐かしさとともに正座して墨を擦るときの静かで清々しい気分を思い出しました。

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これを仕上げるのに4時間半かかったそうです。息を詰め、気合いをパンパンに張りっぱなしで4時間半、すばらしいです。

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日常生活にそういう時間があるってことがまたすばらしいことだと感じました。なかなかないですよ4時間半の集中。自らの趣味に向かい、そういう時間を確保しながら生活する奥様、こりゃあ家族円満まちがいなしですよね。

というわけで、佐藤さんちの庭でした。イイ感じのご夫婦とかわいいお嬢ちゃんの『庭のある暮らし』がスタート。これからどんどん進化して、現在のカタチが見えなくなるほど楽しみまくっていただきたいと願っています。


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