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旗竿地を庭にする(横浜市 泉区)

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庭っていうのはね・・・( 西山邸 1)

さあ、新シリーズです。ではさっそく始めましょう。ビフォーをご覧ください。

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道路から、駐車場兼アプローチが細長くあって、その奥に階段を4段上がって建物があります。問題はその正面がリビングだということです。

リビングのカーテンを開けて外を見るとこうです。

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さあ、考えるべきことは何でしょうか。まず目隠し、リビングのカーテンを開けっ放しで暮らせるようにしたいですよね。それと、リビングのサッシが幅の広い折り戸で、開け放つとフルオープンにできます。こりゃあ楽しまない手はありません。
道路からの目隠しをしつつリビングから外に出て楽しめるように、リビングが外に広がったような仕立てを考えました。

Plan A

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道路側から見るとこうです。

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リビングからはこうなります。

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ウッドデッキでリビングを外に広げたプランです。

同じ考え方でバーベキューテラスをイメージするとこうなります。

Plan B

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道路側から。

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リビング側から。

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目隠し、家族が過ごす場所、ガーデニングを楽しむ前庭、駐車場、玄関アプローチ、いくつかの要素をいっぺんにまとめ上げたプランになりました。

ご夫婦でジックリと検討していただいた結果Plan Bのバーベキューテラスで施工することになりました。

明日はビフォー・アフターです。
プラン図だとわかり辛かったと思いますが、明日のをご覧いただけると、何を考えてどうしたのか、ひとめで「なーるほど」とご理解いただけると思いますので、お楽しみに。

目隠しの重要性( 西山邸 2)

昨日のプラン図は、なかなか理解しづらかったと思います。ポイントはリビングの目隠しと、リビングの外を部屋が外に広がったような過ごす場所にすることと、アプローチ・駐車場でありつつガーデニングを楽しめる前庭、ということです。
今日のビフォー・アフターで、その設計意図がご理解いただけると思います。
ではいきましょう。まずは道路側から。Before 1

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After 1

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もう少し近づいて。

Before 2

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After 2

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ね、これならカーテン開けっ放しで暮らせますよね。

今度はリビングに立って道路を眺めます。

Before 3

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After 3

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こうして室内に立った状態だと、表通りを行く人が見えますが、ダイニングテーブルの椅子に腰掛けると外からの視線は完全に遮るので、まったく道路が気になりません。できるだけ閉塞感を出さずに必要な目隠しを実現する。目隠しの度合い、高さの設定は、いつもかなり念入りにイメージして設計している部分なのです。

目隠しということは、ちゃんとできていると意識に入らないので考えることがないし、できていない場合は「そんなもんかなあ」と捉えてしまって、あまり問題として認識されないんですよね。
でもこの庭の(居住空間の)「目隠し」ということがキチッと考察されて、その重要性が認識されたら、それだけで日本の庭文化、もっと言えば家族のカタチが一歩も二歩も進化するんですよ。これほんと。
ほぼ毎日、目隠しの度合い、方法、意味、効果を考えているので、ぼくは「目隠し」で一冊本を書けます。それくらい意味があって、快適な暮らし、良好な隣人関係、家族の幸せな生活のためにも目隠しは重要なことなのです。

目隠しとは、他の人の視線を遮ることですけど、同時に他の人との心地よい関係性を生むための知恵でもあります。お隣りさんや道行くご近所さんとの良好な距離感は、目隠しの方法や度合いで決まるのです。
東京都心の目隠しと、横浜・横須賀の目隠しはその意味からして違いますし、湘南に行くとまた違う意味合いを持ちます。さらに湯河原・箱根に行くと、またまた違う役割りを果しています。
その地域によって変る人々の関係性のあり方と距離感の違い、それによって目隠しの意味や度合いが違ってくる。おもしろいんですよ目隠しって。

それと、こんなことも考えます。隠すことで生まれる期待感。樹木やトレリスでわざと視界を遮って、その向こうに違うシーンを用意しておくと、庭を回遊して行く誘導になります。

余談ですが、新宿にある画材のデパート世界堂に行くと、ヌードのポーズ集が売ってるんですけど、スッポンポンでボールを持って飛び跳ねたり、ポーズをとっている写真というのはまったくセクシーな感じがしないものです。適度に隠すことで生まれるセクシーさ、期待感ってあるんですよね。
我が家の裸族もそのことに気が付いてほしいなあ。まあリラックスしてていいんですけどね。

隠すことで生まれるワクワク感もガーデンデザインの重要なテクニックなのです。

ビフォー・アフター、明日に続きます。

外の部屋( 西山邸 3)

年に1、2回なんですけどね、もともとまったくお酒が飲めないぼくが、何かの拍子に酔っぱらいに変身します。そんなことも含めて、泣いたり笑ったりしながら、映画みたいな日々を送りたいなあ。
あなたの映画は、今日どういうシーンを映し出すのでしょか。さっ、ではいつものように。昨日に引き続きまして、今日はリビングルームの外に出現した家族の場所「バーベキューテラス」のビフォー・アフターをご覧ください。まずは左右から。Before 4

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After 4

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ポイントは室内からスッと出られる高さまで地面を持ち上げたということ。

Before 5

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After 5

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過ごすのに十分な広さを確保するために、アプローチ兼用のテラスにしました。つまり来訪者は必ずこの「外の部屋」を通るということです。こういうの、やってみたかったんですよねえ。

訪問者がいきなり家族の生活空間に入り込んでくる。これは不都合なようであって、実はステキなことだと思うんですね。田舎の縁側のイメージです。「こんにちわ」という瞬間から、その人は鎧を脱がざるを得ない、そういう迎え入れ方。

Before 6

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After 6

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初めてやって来た人もビックリするでしょうね、外からはわからないので。インターホンに促されて階段を上がっていったらいきなり現れるバーベキューテラス。

室内からはこうです。
ビフォーの状態ではカーテンを開けておけませんよね。

Before 7

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After 7

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このリビングのサッシは折り戸なのでフルオープンにできます。

新築予定の方、家のリフォームを考えている方は、リビングのサッシを引き違いじゃなくてフルオープンできるタイプにするということをイメージしてみてください。西山さんちのように折り戸のものか、引き戸でもすべて戸袋に入るタイプとか(むかしの家にはよくありましたよね)、あるいは観音開きとか。
それが実現すると、グッと庭が近くなります。どこまでが庭でどこまでがリビングなのか、空間的に境界が消えて、庭がリビングに、リビングが庭になります。食事も家族でくつろぐことも、外でも中でも、季節や天気に合わせて自由自在な暮らし。豊かだなあ。

歩きながら撮影しました( 西山邸 4)

入り口から奥に向って、歩きながら撮影しました。道路からクルマ1台分の土間コンクリートがあって、そこから先が施工エリアです。
ここは来客時に使うサブの駐車スペースなので、白砂利の部分には背の低い植栽でもいいんですけど、今はお子さんが小さくて(ふたり目が生まれたばかり)草花の手入れも大変だということで、シンプルに砂利敷になっています。

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突き当たりの右側に立水栓、これは奥様が雑誌で見つけたものを模してつくりました。そして左側にはポスト。正面の壁に表札とインターホンという構成です。

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二重の壁の間に階段が五段。ここで上がり切ることによって、奥のテラスはリビングからスッと出られる高さに、広々と設定できます。

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踊り場から振返るとこうです。

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では、テラスに入っていきましょう。

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ここを通って玄関に行きます。
テラスの床面の高さを玄関ポーチとそろえることで、段差なく広々したスペースになりました。

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玄関から見るとこうで、

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リビングからはこうなります。

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施工範囲が細長いので、いっぺんには全体がイメージし辛いと思いまして、入り口から奥まで歩きながら撮影、いかがだったでしょうか。

アプローチ・立水栓( 西山邸 5)

普段は停めないサブの駐車スペースです。こういう場合によくやる手で、クルマの轍部分だけをレンガやまくら木などの固い素材で施工して、他は芝生や砂利や植栽スペースにするというやり方。そうすることで、駐車場が庭になります。将来的にはガーデニングを楽しむイメージなんですが、今回はとりあえず白砂利を敷き込んであります。
タイヤが乗る部分に並べたレンガは右側はタイヤだけなので細く、左側はタイヤと運転手さんの乗り降りと、玄関へのアプローチを兼ねているので幅広になっています。

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奥に進むと壁の周囲は乱形の白い石、エスビック(株)のリリーホワイトという石です。ブラジル産だったかな?とっても気に入っていて、最近よくプランに入れています。
考えたら凄いことですよね、世界中の石を好きなように使えるという状況。もしかしたら日本だけかもしれませんね、これほど豊富な種類の、世界各国の石材が簡単に手に入るというのは。
カタログをザッと眺めても、カナダ、アメリカ、オーストラリア、中国、インド、トルコ、イギリス、ギリシャ、ブラジル、ドイツ、オランダ、イタリア・・・、日本人って凄いですね。便利に使わせていただきましょう。

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頭にアプローチ灯をつけた立水栓です。

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正面の蛇口の他に、水受けの外側にも蛇口を設けてあります。これは洗車や草花の水やり用にホースをつなぎっぱなしにするためのものです。

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蛇口はぼくが世界でいちばん気に入っている、宝泉製作所の「えなが」と

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「こがら」です。

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この取っ手を彫刻した方はお父様が有名な彫刻家で、父親と同じ道を志したものの途中で「アートよりも、もっと生活に根ざしたデザインに取り組むべきではないのか」という思いが強くなって、この取っ手のような製品のデザインをする仕事に進んだのだそうです。

上の「えなが」という鳥は、飛びながら周囲を気にして首を横に向けるのだと言います。そして「こがら」は、全身に力を貯め込んで、ぷくっと体を膨らませてから飛び立つのだそうで、どちらもそういった鳥の一瞬のしぐさを捉えた彫刻なのです。
いいですよねえ、ただの蛇口の取っ手に、そんなこだわりを持って取り組む感じが。ぼくもその息子さんと同じだなあ。アートもいいけど、生活を楽しく豊かにする表現の方に、より大きな価値を感じます。
人生の価値っていろいろありますけど、人にどれだけよろこんでもらえたかってことが、大事な物差しになると、ぼくはそう思っています。

そんなことまで考えさせてくれるこの取っ手、やっぱり好きだなあ。ただの蛇口の取っ手なのにねえ。
「やっぱり好きだなあこの庭。家建てて、建ぺい率で余ってしまった土地につくった、ただの庭なのにねえ」なんて、言われたいなあ。

立体的思考・平面的思考( 西山邸 5)

台風が通り過ぎた直後に、クッキリとピンが合った富士山が見えました。きれいだったなあ。今朝は快晴で、空気も澄み切っています。
では、いつもにように。再度ビフォーをご覧ください。

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この場所にバーベキューテラスを出現させるために必要な思考は・・・立体的にイメージするということです。
駐車場の高さをゼロとすると、ベンチが置いてある庭の高さはプラス60センチ、玄関ポーチはプラス80センチ、リビングの床の高さはプラス1メートルです。
テラスを玄関ポーチの高さ、プラス80センチに設定することで、部屋からも出やすいし、広く平らな場所を確保できると判断しました。ただし、駐車場からの80センチ分の階段が必要になります。
同時に、テラスとリビングを居心地よくするための目隠しも必要ですので、それらを考え合わせてできあがった立体構成によって、このバーベキューテラスは成立しました。

数字を並べて解説するとややこしいので、つまりリビングからスッと外に出られるようにするために、テラスの高さを玄関ポーチの高さまで持ち上げて、階段と目隠し壁を設けた、ということです。

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できあがってみるといろんな問題が解決できていて「これでいいのだ!」という感じなんですが、このカタチに至るまでのぼくの脳内でのプロセスを思い起こすと、けっこう唸っていた気がします。ああでもないこうでもないと、何度も線を描いては消しを繰り返して、そしてレノンが降りて来て、あとは一気に「これでいいのだ!」となりました。

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こないだも書きましたけど、その一気に問題解決する瞬間がエキサイティングなんですよねえ。

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もしご自宅の庭のリフォームを考えている方がいらっしゃったら、この立体的にイメージするってことをやってみてください。庭や外構を設計するプロでも、このことが抜け落ちている人が多くて、そうするとどうなるかというと、問題未解決の、グッと来ないできあがりになるのです。

人はものごとを平面上で考える。天使は立体的に考える。(ガウディー)

ぼくは天使でも悪魔でもない、ただの人ですけど、庭の設計に限らず、むかしから立体的思考は得意です。というか好きんですねそういうのが。だからお絵描きよりもレゴみたいなブロック遊びや粘土が好きでした。絵を描くのでも飛行機が旋回している絵とか、画用紙の平面の中に立体を生み出すようなことにワクワクしたおぼえがあります。今の自分の仕事を考えると、これはありがたい特性です。

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ついでに、テラスの左右に設置した木製パネルですけど、これもテラスを部屋っぽくして居心地をよく演出するための立体構成です。

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もしこのパネルがなかったら、とイメージしてみてください。

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ね、間が抜けるでしょ。

いいものはいいんだからいいんです( 西山邸 6)

テラスには壁を背にしてデッキがあります。シエスタベンチと呼んでるんですけど、これがあるといつ外に出ても座ったり寝っ転がったりできるのです。そのことがとっても庭を近いものにしてくれます。
ここで昼寝してても道路や隣家からまったく見えないので、思いっきりリラックスして昼寝を楽しめますよ。家族以外、地球上の誰からも見られない庭での昼寝って、いいでしょう!

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バーベキュー炉には天板を置いてあります。
これがお兄ちゃんに好評。近所の友だちが集まって、ここでカードゲームをしているのだそうで、つまり男の子たちの賭場になっているということですね。
カードゲーム、ほんとにみんな好きですよね。我が家にも各種カードがあきれるほどあったんですが、今はもうやらないので、あの大量のカード、どうしたのかなあ。カードの束を見ると、「これだけ集めるのに、いったいいくらかかったんだろう」と考えてしまいます。ご主人にそのことを話したら「いやほんとにねえ、親はカード破産しそうですよ」だそうです。でもねえわかるんだなあ、せがまれるとついつい買ってあげちゃうんですよねえ。

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昆虫が大好きな、かわいいお兄ちゃんです。
玄関に置いてあったケースには、この夏育てたカブトの雄が一匹、まだ元気で昆虫ゼリーにしがみついていました。しそしてマットの中には7ミリくらいの孵化したばかりの幼虫が数匹。卵は数十個あるとのことでしたので、これから来年の夏まで、いろんなドラマが起こりそうです。

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天板を外すと、いつものBBQ炉になります。

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これもねえ、好評なもんで、そして特に不具合もないので、同じ形でずいぶんとつくり続けています。スタッフや職人さんからワンパターンだと言われても「いいものはいいんだからいいんです」と言い張って、同じ形で何年も。この丸い炉と、これまたワンパターンのマリンライトが、今ではうちが提案する庭のシンボルみたいになってます。

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天板を外して全体を見るとこうです。

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さあ、バーベキュー始めましょうか!って感じになります。

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こういう仕立てをすると、皆さん、基本的に食事は外でということになるようですよ。バーベキューしなくても「ご飯ですよー」と言うと外に集まるようになる。いい感じですよねえ、そういうの。
そうそう、何人かの方から同じことをお聞きしました。夕食よりも朝食を外で食べる方が癖になるのだそうです。そうかもしれませんよねえ、フレッシュな朝の空気を感じて、鳥のさえずりを聞きながらの朝食、その日一日、気分よく過ごせそうですよね。わかるなあ、朝は大事ですからねえ。

西山邸のライティング( 西山邸 7)

今回はぼくの提案通りのライティングを採用していただきました。ライトだけではなくて、設計全般ほとんど「おまかせ」だったので、そうなるとかえって気合いが入って「失敗できない」という気持になるものです。
ライティングの難しいところは、物体じゃなくて光ですから、実際にできあがって、夜になって点けてみるまで効果がわからないということ。夜の庭を本格的に提案し始めたのは8年くらい前からです。けっこう場数を踏んだおかげで、今では設計段階のイメージが、実際にほぼその通りの照明効果を出せるようになっています。
最初の頃はあったんですよ、できあがってみたら明る過ぎたり暗過ぎたり。電球のワット数を変えて調整しましたけど。では、今回使った照明器具を並べてみましょう。サブの駐車スペースにタカショーの埋込型LEDフラットライトL(白)を3灯。

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階段の踊り場とシエスタベンチに、同じくタカショーのフラットライトS(青)。

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立水栓とテラスの壁のうえに、いつもの日本船舶のマリンライトを計3灯。

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この8個の照明器具で、夜はこうなります。

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いい感じでしょう!(出た、自画自賛!)

しあわせだなあ~( 西山邸 8)

いきなりですが「あなたは今、幸せですか?」「そりゃあもう、幸せで幸せで、誰に感謝していいかわからなくて困っちゃうくらい幸せですよ」「まあね、そこそこ幸せな方なんじゃあないかなあ」「幸せねえ・・・たまにはそう思うけど・・・」人の数だけ人生があって、山があって、谷があって、こないだみたいに猛烈な台風に見舞われることもあって。でも、家に帰って家族の笑顔に包まれた時に「しあわせだなあ~」って思えたら、何がおこってもきっと大丈夫ですよね。

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「ああまた始まった、いつもの幸せばなし。もうわかったから、仕事してよ」という妻の声が聞こえて来そうですけど、いいんです。庭の設計をするたびに、繰り返し繰り返し「幸せ」について考えるのがぼくの仕事なんですから。

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今回の西山さんご夫婦に「今、幸せですか?」と質問したとしたら、きっとニッコリ笑いながら「ものすごく幸せですよ」と返ってくるでしょう。ふとそんなことを考えたので、今日はその問いから始めてみました。
冷静に周囲の人たちを見渡すと、その問いに「はい」と笑顔で答えられる人って案外少ない気がするんですよねえ。
えっ、ぼくですかあ?おかげさまで、49年間生きて来て、きっと今が最高に幸せです。この幸福感を「これがしあわせってもんなんですよー!」と、皆様にお見せしたいようですよ。絶好調の最好調。すべて周囲の人たちのおかげなんですよね。「おかげさまで」って、もうそれだけです。

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このシリーズの最初にちょっと書いたんですが、今回ご紹介している西山さんご一家には、何とも言えない幸せな空気が流れています。穏やかで、堅実で、柔軟で、笑顔が絶えない。幸せになるために必要な要素とそのバランスが見事なんですね。ひとことで言うと「賢い」ということかな。

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そういうのってなかなか難しいことではあるんですけど、実際にそんな暮らしを実現している人に出会ってこうして仕事をさせていただくと、自分の前に一本の道がリアルに見えてくる気がして、ありがたいなあと感じます。今が最高に幸せだけど、まだ先にさらなる幸せへの道が続いている感じになれるのです。「いいぞいいぞ、こっちに向って歩いて行けばいいんだな」って。

「あなたは今、幸せですか?」という問いに、若大将みたいにちょっと照れながら「しあわせだなあ~」と言えるような暮らしを実現するために、歩みを止めないで前進しましょうね。どっちに歩けばいいのかわからなくなったら、幸せを実現している人たちの足跡をたどっていけばいいんですよ。

もう一度問います「あなたは今、幸せですか?」
もし「そうでもないかなあ」という方にはさらに質問します。「あなたが幸せになるために、今できることは何ですか?」その答えがわかったら、単純に、そのことに熱中してみましょう。夢中でやってると必ず次の扉が開いて、幸せへとつながる道が見えてきますよ。

いやあ、なんだか自己啓発セミナーみたいになってきましたけど、でも試しに問いに答えてみてください。真剣に答えをさがしたら、きっとあなたの暮らしにものすごいことが起こりますよ。
この話、明日も続きます。

幸せ上手は忙しい( 西山邸 9)

引き続き西山さんちの草花をご覧いただきながら、昨日の「しあわせだな~」の続きです。

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「穏やかで、堅実で、柔軟で、笑顔が絶えない。幸せになるために必要な要素とそのバランスが見事なんですね」と書きました。
もうひとつの大事なこと、家族で幸せに暮らすために必要だと感じていることがあります。

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昨日の話だけだと「足ることを知りなさい」みたいな、お坊さんの説法のような感じでしょ。足ることを知るのも重要ですが、それだけではねえ、なかなか。幸せを手にしても、手のひらに受けた雪みたいに、あっという間にその実感は融けて消えてしまうものです。

ぼくが感じるもうひとつの大事なこと、それは前進すること。
「この人は幸せだなあ」とか「何て賢いんだろう」と感じる人たちの共通点は「慌ただしくよく動く」ということなんですね。仕事でも、家事でも、趣味でも、とにかくよく動き回ります。どの方も基本的に忙しい、忙しいのがあたりまえな人たちです。

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イメージとしては幸福感は恋愛感情と同じで、放っといたら消えるもんだと思うんですね。恋愛修業時代に思ったこと「恋人が、たとえブルック・シールズであっても、何もしないでいたら一週間で気持は冷める」何でそんなこと考えたのか、当時の状況は忘れてしまいましたけど、若き日の自分がそう思ったことは覚えています。そして今でもそう思っているのです。
何もしないでいたら、燃え上がるような恋の炎もすぐに鎮火してしまう。でしょ?手紙を書いたり、電話をしたり、その人に着てもらおうとセーターを編んだり、ただただ会いたくて電柱の陰で待ち伏せしたり。そういう行動を積み重ねるほどに恋愛感情は高まっていくもんですよね。「行動は繰り返すほどその理由を強める」それが悪い方向に作用するとストーカーになったりするくらい、行動することは恋愛の燃料になるのです。

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幸せってのは恋愛も含めた生活全般の中で感じることですから、幸福感を高めるためには生活全般の行動を加速させること、忙しく暮らすことが必要だと、そういう理屈なんですけど。
たぶん当たってますよこれ。慌ただしいくらい次々と行動して、その推進、前進が止まらない感じ。これがぼくが見てきた幸せな人たち、幸せになることに長けている人たちの共通点です。幸せ上手は忙しいのです。

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「私もけっこう忙しい毎日なんだけど、そういうことから幸福感を感じるってのは、ないなあ。逆にもっと暇があったら幸せになれる気がするんだけど」というあなた。わかりますよそれ、ぼくもなが~いことそういう日々がありましたから。

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明日は、ぼく自身がそのなが~いトンネルを抜けるのに役立った、ある考え方をお教えします。

紙とペンを用意してください( 西山邸 10)

夕方の様子をご覧いただきながら、昨日の続きです。

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「幸せ上手は忙しい」ということに対して「忙しいから幸せになれない」という状態もある、ということ。
ぼく自身「忙しいから幸せになれない」と嘆いていた数年間がありました。当時、妻もよく「仕事があるのはありがたいことだけど、毎日クタクタで、これじゃあウルオイもナーンもあらへん」とぼやいていたものです。
東京から新天地を求めて横浜に来たばかりで、「あてなし・つてなし・お金なし」の状態で、あるのは「とにかく仕事しなきゃ」という切羽詰まった気持。ただ同時に、妻もぼくも、「自分たちは大丈夫、何とかなるさ」という妙な自信がありました。そのおかげでしょうか、夢中で仕事しているうちに、ほんとに何とかなりました。もし途中で、ふたりのどちらかがその自信をなくしていたら、きっと今ごろぼくたち家族は壊れていたことでしょう。
つくづく、根拠のない自信って大事だなあと思いますよ。

今振り返ると、その無我夢中の日々は楽しく思い起こすことができますが、ただその数年間は自分たちが「しあわせだな~」なんて一度も感じたことがなかったし(寂しいことですけど、ほんとにそうでした)、常に「忙しいから幸せになれないんだ」という気持ちがあった気がします。実際、よくそんなふうに愚痴っていたものです。

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なが~いトンネルのようなそういう日々から抜け出せたのは、青木仁志さんというお客様(社員教育セミナーの会社を経営されています)が書いた「思考の中に未来がある」という本でした。
いつも気に入った本に出会うと立て続けに3回読むという習慣があるんですけど、その本は3回読んでもまだ読みたくて、さらに何度も読み返しました。
その中身を要約するとこうです。

まず到達したい目的地を持つこと。次に現在地を確認すること。あとは現在地から目的地に向って歩くこと。

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とっても単純なことです。小学生でも理解できるほど簡単なこの考え方を、青木さんはいろんな方向から、読者に熱く語りまくっている、そういう本でした。
はっきりした目標を設定して、そこに向って生きる。目標達成に役立つこと以外には時間を使わない。けっこう過激に頑張ることを迫ってくる内容でしたが、ぼくにとって最も役立ったのは「あなたの目的地は?」という問いでした。

「目的地」を「幸せ」と言い替えるとわかりやすいんですけど「あなたの幸せは?」というふうに。
たぶんほとんどの人が、そういうことを冷静に、じっくり考えたことってないんですよね。ぼくも、漠然とは考えていても「それを具体的な言葉にして3つ並べなさい」とか言われると、スラスラとは出て来ませんでした。
その本は、順を追って読者の「自分の価値観」「実現したい幸せ」「人生の目的地」などをハッキリさせていくという構成になっていたので、繰り返し読むうちに、徐々に自分自身が見えて来たのです。自分が人生において何を大事に思って、どうなっていくことで幸せを感じるのか(目的地)。そのことと、現実の自分とは何がどう違っているのか(現在地)。
それが明確になれば、あとは簡単です。目的地に向って歩くこと。

「思考の中に未来がある」という本に出会ったおかげで、自分が見えて来て、自分が行きたい地点、実現したいこと、つまり夢がハッキリしたんですね。
それからです、それまでと忙しさは変わらないのに、「しあわせだな~」と感じることが増えていきました。忙しければ忙しいほど「夢に向って歩いているんだ」という思考回路ができただけで、忙しいことをグチることがなくなったし、忙しく動き回るほどいい出会いがあって、感動や感謝の場面が増えていって、それがうれしくてさらに忙しく働ける。これなんですよこれ。

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ちょっと回りくどくなってすいませんでした。「幸せ上手は忙しい」と「忙しいから幸せになれない」の違いは、現在地と目的地がハッキリしているかどうかということなんです。その人が自分の価値観や幸福感を明確に自覚しているかどうか、そしてその人が、いつか必ず実現したい夢をもっているかどうか、ということ。

皆さんも、ちょっと紙とペンを持って来て、紙の下側にあなたの現在地(今の暮らしのあれこれ)を、上の方に目的地(実現したい生活、なりたい自分)を書いてみませんか。そしたらその2点に定規を当てて、下から上に直線で結ぶんです。そんなおまじないみたいなことだけで「忙しい幸せ上手」になれますよ。

この話、次の展開がありますので明日も続きます。

目標じゃなくて、夢!( 西山邸 11)

夜のアプローチをご覧いただきながら(きれいでしょう!)昨日の続きです。

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「目的地」と「現在地」をハッキリと認識して、あとは定規で線を描くイメージで「目的地」に向って歩いて行く。
言い替えると、目標を設定して、そこに到達するためのプライオリティーの高さに従って行動する。ということです。

これって自己啓発や成功哲学の本に必ず出てきますよね。それを徹頭徹尾、極限までやって大成功しているのが和民の渡邉美樹さんです。「夢に日付を!」実現したいこと、そのためにやるべきことを日々手帳に書いて、実行した項目を次々赤鉛筆で消していく。美樹さんの手帳はマッカッカです。「わたしは1分たりとも、むだな時間を過ごしたくありません」と言い切って、あの笑顔で突っ走っています。
ぼくの本棚に並んでいる美樹さんの著書のタイトルを並べると「夢に日付を!夢実現の手帳術」「新たなる『挑戦』夢をカタチにする時」「強く、生きる。」「渡邊美樹の超常思考・勝つまで戦う」など、ものすごく勇ましくて激しい。

ぼくも数年、その考え方に従って勇ましく、激しく暮らしました。そのおかげで何とか好きなことをしながら人並みに暮らせるところまでたどり着けました。
ところがです、徐々にですけど「ちょっと違うかなあ・・・」という感覚が膨らんでいったんですね。
「目標を設定して、そこに向うために、優先順位の高いことに集中して時間を使う」ということ。すぐにその効果は現れるし、達成感は味わえるしで「これこそが正しい生き方なんだ!」と、やればやるほど気合いが入るんですが、だんだん「目標達成のためには◯◯でなければならない」とか「◯◯するべきである」ということが積み重なっていって、自分は夢中だからいいんですけど、家族や仕事をサポートしてくれているスタッフと、何となく距離が生まれてしまいました。突っ走リ過ぎるぼくに「もう付き合いきれない。どうぞご勝手に」みたいな。
そうなるとねえ、何のためにがんばっているのかわけがわからなくなって・・・。

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書道家、武田双雲さんの言葉 大切な人を悲しませるくらいなら、夢なんて追わない方がいい

まったくその通り。さあてこまりました。肩をいからせて「で、なければならない」と「べきである」を実践していることで生じたハレーション。

肩の力を抜くために、ぼくは一週間ほど旅に出ました。ひとりで京都の町を歩き回りました。「悩んだときは歩く」べつにどこを歩いてもよかったんですが、どうせ歩き回るなら観てみたい庭が山ほどある京都を歩こうと。
歩いて歩いて、バックパッキングで、まるで江戸時代の旅人のように、信じられないような距離を歩き回りました。最初はその課題を考えながら、でも歩いているうちにそれは消えて、いつしかなにも考えないでただ歩くだけになりました。
自分の頭から悩みが消え、歩いている自分がいるだけみたいな状態になった時に不思議なことが起こったんですね。やたらに周囲の人がぼくに話しかけてくるようになったんです。「お兄ちゃん、どっから来たん」とか「ええお寺さんでしょう。ここは一休さんが・・・」とか。観光客にも撮影を頼まれたり道を尋ねられたりして、急にまわりの人たち全員が家族みたいな雰囲気になりました。
ハッとしたんでけど、そのとき、ぼくは自分が笑顔だということに気がついたんですね。見ず知らずの土地で、一人旅のぼくが笑顔になっている。場所は京都の田辺の田んぼ道。茶屋で冷やし飴を飲みながら感じた晴れ晴れした気持は、今でも忘れることができません。

京都からの帰りの新幹線で、もうぼくの悩みは解決していました。
ぼくが間違っていたのは目標を設定したことでした。「目標」ではなくて「夢」にすればよかったんです。目標だと達成の期日を決めてしまうけど、夢ならただ夢見るだけなので、実現予定日を決める必要がない。そうであれば「で、なけれなばらない」とか「べきである」なんていう自分も周囲も縛り付けるような考え方をしなくて済みます。

それともうひとつ気がつきました。目標達成にしろ夢の実現にしろ、妻や他の人との関係性の中でそれを成功させない限り、幸せにはなれない、ということです。単独登頂を目指すのは、ちょっと違うんですよねきっと。

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東京に帰って(当時は東京でした)、あらためて渡邊美樹さんの本を読むと、ちゃーんとそういうことにも触れてありました。でも若気の至りで、ぼくにはそれが読み取れなませんでした。そして過激な、前のめりな言葉だけを拾って突き進んでいたというわけです。
ただ、夢に日付を付けることは止めにしました。何となくその方が自分らしく笑顔でいられる気がしたからです。
大尊敬している美樹さんの「夢に日付を!」に反して「夢に日付をつけない!」と決めてから、毎日が100倍楽しくなりました。何が楽しいって、思いがけない時に、思いもよらないところから夢が実現していくという体験が起こり始めたのです。これは楽しいですよ!いつ何が起こるかわからない、どんなカタチで夢が現実になるのか、ワクワクしながら毎日を過ごせるんですから。

そういえば、新潟の実家の台所に張り紙がしてあって、そこに書いてありました。
あきらめないでがんばっていると、助け舟は、思いもよらないところからやってくる
母親はそういう言葉が大好きで、家中いたるところに気に入った言葉を書いて貼り付けているのです。大丈夫、きっとうまくいくとか、ありがとう、生きる力をありがとうとか。

「夢に日付をつけない!」で、ワクワクしながら、ニコニコしながら暮らす。ぼくはこれでやってます。

まずイメージすることです!( 西山邸 12)

西山さんちの最終日です。

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幸せを実現するための要素とそのバランスが素晴らしくて「賢いなあ」と感心させられた西山さんご夫婦に刺激されて、今回はぼく自身、幸せについてあれこれじっくりと考えることができました。

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世界中の人たちが追い求めているのがこの「幸せ」ということでありながら、それを具体的にイメージして、それに向って暮らしている人のなんと少ないことか。そう思いませんか。
ぼくの仕事は庭を通じて幸せのお手伝いをすることですから、四六時中「幸せなカタチ」「幸せな空間」「幸せな家族」「幸せな庭」を考えて、それを提案し続けていますが、白状すると、実はぼくが提案する庭にはどうしようもない限界もあります。それはですね、お客様が庭に幸せを求めていない場合です。
そういう時、庭屋としてはちょっとだけ残念な気持ちにもなりますが、でもそれでいいんですよ、たかが庭なんですから。庭以外に家族が幸せなシーンを展開するステージは無限にあります。
それが庭でも庭じゃなくてもいいんですけど「あなたと、あなたの家族の幸せ」はできるだけリアルに、できればカラーでイメージしてください。色彩だけじゃなくて、風や香りや家族の笑顔や、台本を書くように会話までイメージできれば、それが実現する日はそう遠くないはず。イメージできたらできたも同然なのです。庭のことでいうと、ほとんどの場合イメージすることなく愚痴を言って終わりになっているんですから。
決して愚痴を言って終わりにしないことです。愚痴の裏側にこそあなたが望んでいる庭、家庭が用意されています。だから、思わず愚痴が浮かんだらチャンス!オセロゲームみたいにその愚痴をひっくり返しましょう。
「イマジネーション」「夢を思い描くこと」です。それを紙に描き、言葉にし、そしてそれを家族に伝えるんです。ここが大事なんですよ、ひらめいたことが消えないうちに記録して、そして誰かに伝える。ぼくが出会って来た「幸せな庭を実現している人たち」の、ほとんど例外のない共通点です。
イメージしましょう、幸せを。

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見慣れたあなたの家の庭が、雑草取りばかりであまり楽しめていないその庭が、もし幸せのステージとして生まれ変わる可能性やインスピレーションを感じたら、ぼくに連絡してください。一緒に、「あなたと、あなたの大切なご家族の幸せな庭」をイメージしましょう。
これは宣伝ではなくて、ぼくの願いです。

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西山さん、楽しい仕事をさせていただいてありがとうございました。いつかバーベキューに参加させてください。食材持参で駆けつけますので。
赤ちゃんと、おにいちゃんと、カブトの幼虫がスクスク育つのを楽しみにしています。今後とも、庭の手入れとか昆虫の育て方とか、何でも気軽に声をかけて下さいね。


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