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花木に囲まれた庭-大澤邸
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花木に囲まれた庭-大澤邸

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第二期新婚生活の庭( 大澤邸 1)

今日からご紹介する大澤邸は、栄区の閑静な住宅地の中にあり、公園に隣接しています。リビングや縁側からその公園の木々が見えて、それだけでリゾートにいるような清々しくてリッチな気分になれる、うらやましいお住まいです。

庭は芝生で、外周に樹木と草花を楽しむ植栽スペース。リビングの外にタイルを敷いてイステーブルが置いてあります。オーソドックスな芝生の庭です。で、リフォームのご要望はと言いますと、“芝生をやめたい”です。

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長年家族で楽しんできて、これまで膨大な時間を費やして丹精してきた芝生の庭を、手入れが楽でもっと違う楽しみ方ができる庭にしたいというのはガーデンリフォームをする理由の第1位です。子供が小さい時は芝生で走り回り、バーベキューを楽しみ、家族総出で芝刈りや雑草取り。にぎやかで幸福なシーンです。やがて子供も成長し独立して芝生の庭は手入れをするだけの場所に、というパターンです。少し寂しいような話ですけど、実はそうではありません。何度もそういう設計をしそういうご家族にお会いしてきて感じるのは、子供が巣立ったことを寂しく思うのと正反対に、「さあて、次は何して楽しもうか」と張り切るタイプの方々こそがガーデンリフォームを考えるのだということです。これホント。芝の手入れから解放されることが目的ではなくて、同じ労力を、もっと楽しい、子育て以上にエキサイティングなことに使いたい、そういう感じです。
今回ご紹介の大澤さんもまさにそういうタイプで、子供さんたちが結婚して離れて行っても、ご主人と奥様2人で、旅行や食事や庭を楽しむ、まるで新婚さんのような毎日をおくっていらっしゃいます。お互いを名前で(さん付けして)呼び合ったりして、いいムードなのです。そんな2回目の新婚生活を楽しんでいる大澤さんご夫妻に提案したのが次のAとB、2プランです。

Plan A

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Plan B

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これを叩き台にしてご検討いただき、Cプラン、Dプランへと変更していきました。

リゾート気分で打合せ( 大澤邸 2)

Plan C

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Plan D

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プラン図が小さくてわかりづらいかもしれませんが、A~Dへとけっこう変化しています。間違い探しゲームみたいに変化点を探してみて下さい。

奥様がお持ちの漠然とした、でもとても奥様らしいリフォームのイマジネーション、そのシルエットを探りながら鮮明にしてゆく変更作業でした。何度かおじゃまして、コーヒーやお昼をごちそうになりまして、それはつかの間のリゾート気分。公園の木々を感じながら、ご夫婦の穏やかでゆったりした生活ぶりにしばしひたらせていただきました。
明日はビフォー・アフターです。

さあ、今日は日曜日。お客さまとの打合せがぎっしりです。いそがしいぞ~!そうそう、今日訪問させていただく小林さんのご主人、昨日は失礼いたしました。私、他の小林さんとごっちゃになってしまっていたようで、話がとんちんかんだったと思います。ほんとに申し訳ありませんでした。やや混乱しています。2時半にいい感じにまとまったプランをお持ちしますのでお楽しみにお待ちください。

奥様とのコラボレーション( 大澤邸 3)

私が提案するコンセプトや構成といった主にロジカルな下書きに、奥様の感性で選択した色や質感で着色していく、そんな設計作業でした。何度か描き直したり塗り重ねていくうちにディテールまで鮮明になっていくという感じが、ゆっくりジワジワとうれしい。丁度油絵が仕上がってくときの静かな興奮に似ているのです。そうやって出来上がった庭がこれです。

Before

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After

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Before

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After

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Before

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After

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Before

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After

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お客さまがお持ちのイメージを織り込んでいくことは、ファミリーガーデンの設計に欠かせないことです。時にはその部分を強めて、お客さまとのコラボレーションで練り上げていくという感じ、これがまたエキサイティング。自分だけでは決して生み出せない庭が出現するわけですから。

できることならガーデンデザインを勉強して自宅の庭を設計してみたいとお考えの方は、ぜひ声をかけて下さい。勉強しなければ得られない部分は私とうちの専門スタッフがサポートします。あとはあなたのイマジネーションを消さないで、その世界のシルエットを鮮明にしていく、そういう庭づくりをしてみませんか。って、何か宣伝みたいになってしまいました。

ウッドデッキ+パーゴラ( 大澤邸 4)

庭全体の雰囲気、個性をかもし出しているのが木製品の色。ブルーの柱・パーゴラと淡いグリーンのパネルという組み合わせです。この色がまさに奥様が大好きな色!リビングのあちこちにこれと同じ色合いを発見することが出来ます。
この塗料はタカショーが最近発売したもので、その微妙な発色が好きで何度かプランに採用していたのですが、今回のように“この色しかない”という感じで選択したのは初めてです。で、塗り方の具合もリクエストをいただいて、ごくごく薄く仕上げました。

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リビングのアクセントに使っている色をその外のデッキにも使用することで、デッキとリビングの統一感が出て、デッキはリビングの一部、リビングルームが屋外にズーンと広がった感じになりました。とても単純な理屈なのですが、それを実行する人はとても少ない。デッキはデッキ単体で考えたり、庭の中のデッキという感覚から抜け出せないのです。

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このように部屋を外に広げるような演出のときにこのコーナーパーゴラが便利です。外の部屋の仮想天井を空間にスケッチしたみたいで、場の設定、コンセプトを体感として理解しやすいアイテムです。サイドパネルを組み込んで適度な目隠しやさらなる“部屋感”も出せます。今回使用したのはオスモのコーナパーゴラです。便利で丈夫で安価なのでよく使います。他には、少し値が張りますがタカショーのものもG00!です。

和室前のワンダーランド( 大澤邸 5)

ウッドデッキから庭に出た左奥が和室前になります。室内からの眺めは変えないで、庭のあちこちに点在していた飛び石とゴロ太を使って、伊勢砂利を追加して足元を整備し直しました。

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和室前だけガチガチの和風に仕立てて“別世界”をつくるのも楽しいことですが、今回はここ以外の、デッキ、テラス、ガーデニングスペースがリフォームの主なので、さらっと。庭全体の雰囲気になじむ感じにしました。
狙いは雑草取りから解放されることと、植栽スペースをはっきりさせて和の植物や日陰で楽しむ植物を植える場所をつくるということ。主張が強くならないようにという意識で設計しましたが、出来上がってみたら不思議な感じに、“外国人が浅草で買って帰った浴衣をタペストリーみたいにインテリアとして楽しんでいる”みたいな場所になりました。今後この周辺にどういう植物を植え、それがどう育つかによって、和に落ちついていくか、あるいはさらに不思議さを増していくか・・・。数年後にワープして確かめてみたい、そんなスペースです

木製トレリス( 大澤邸 6)

大澤邸の庭の中心、いちばん長く過ごす場所はウッドデッキです。庭全体をこのデッキを演出する場所ととらえるという、そんな意識も織り込んで設計しました。

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庭外周の何ヶ所かに、デッキに使用しているパネルと同質の木製トレリスを設置することで、デッキから派生するイメージで統一されたひとつの世界をつくろうという狙いです。

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デッキから派生するイメージで統一された・・・。最近言い回しが堅くてすいません。気にはなっているのですけど、・・・、少し疲れているのかなあ。ここ数日えらく寒くて、体感的には今年の冬より寒さがこたえた感じです。
さっ、今日は少し厚着をして出かけます。午前中は設計に集中して、午後はゴールデンウィークのイベントの準備。そして夕方は東京へ、JAG(日本ガーデンデザイナーズ協会)の理事会です。寒さでちじこまっているパワーを引っぱり出して、今日もがんばりましょ!

庭整備の基本( 大澤邸 7)

もともと芝生の庭だったが、いつのまにか雑草だらけになってしまって手入れの意欲が湧かない。そういう庭を再整備する方法は2通りです。ひとつは芝生を表土もろともはぎ取って処分し、土壌改良から始めて再度芝生を張る。もうひとつは芝生の庭ではない、全く違った楽しみ方をイメージする、ということです。

芝生以外の庭をイメージするときの基本をお教えします。これはほんとに基本中の基本で、日々設計しながら、一日に何度も考えることなのです。それは“導線とゾーニング”。庭で実現したいシーンをイメージしながら、具体的にどこをどう歩いて、どこで腰掛け、どこからどんなふうにホースを引っぱってきて水やりをするのか、そういうことの計画です。
それをまとめるためのプロセス、誰でもできる簡単な手順はこうです。まず過ごす場所(テラス・デッキなど)の位置と広さを確定します。次に通路をどうとるかを考えます。これで庭の骨格が出来上がりです。あとはそこで過ごすために必要な目隠しやパーゴラをイメージし、残った場所(土の部分)の利用法や植栽計画を立てるという順番、これでリフォームプランが出来上がっていきます。

さらにシンプルに考えるとしたら、“歩く場所と過ごす場所を確保して、残った場所を植栽スペースにする”ということ。「庭をどうしようかなあ~」と夢想しながら楽しいティータイムを過ごしていらっしゃる方にはいささか乱暴に聞こえるかもしれませんけど、このシンプルな基本の設定が明確でなかったり、広さや位置や動き方に不具合があるままでは、その後のあらゆる思考と努力が台無しになってしまうことだってあるのです。おせっかいながらこのチェック、私が引き受けます。そういうの考えてる人と話をしたり、いっしょにイメージすることの楽しみは、神様が私に与えて下さった数少ない楽しみのひとつなのです。主よ・・・アーメン(うちは確か浄土宗だったかな?で、私は空海ファンで、まあいいか)。ですからいつでもお気軽にお声がけ下さい。

今回の大澤邸もまったくそのセオリー通りに設計していった庭です。そうやって出来上がったテラスと通路をご覧下さい。

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テラス外周のウッドチップ部分はこれから徐々にハーブを植えていただいて、一年後には
ハーブに囲まれてハーブティーを楽しむ場所になる、そんなイメージです。

 

 

つばき( 大澤邸 8)

大澤さんちの庭でひときわ目を引くのがこの椿です。むかし、新潟の白山神社の植木市で買ってきたものだそうです。ボタンのように大輪の花が鮮やかさが周囲を華やかに彩っています。

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奥様が、その枝を大胆に切って、大きな花器にさしていました。なかなかお目にかかれない贅沢な生け込みです。

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そしてその上には、リフォーム前から大事に育てていたカロライナジャスミンが満開です。ご主人との場所をこんなふうに演出できる奥様の“かわいらしさ”に感服です。

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私も今日は花を生けて、妻との場所を演出する“かわいい”ダンナになってみましょうか。

クリスマスローズ( 大澤邸 9)

今日は日曜日で忙しいのでさっさと店に行ってしまったいわふちにかわって、私(カオリ)が大澤邸の花をご紹介します。
昨日紹介した椿と並んで目を引くのがクリスマスローズ。写真ではわかりづらいのですが、とても大きな株に成長していて、素晴らしいのです。

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日陰でも大丈夫ですし、花の色もいろいろあって、最近人気が急上昇です。日があまりあたらないから植物はどうかしらと言うお客さまがいらっしゃいますが、日陰(シェードガーデン)に向く植物はいろいろあります。明るい庭も素敵ですが、木陰やこもったような庭も風情があります。何事も陽と陰、ハレとケ、が大切ですよね。

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カイドウ(上の写真)も好きな方が多いですね。お花がないときは地味な木なのですが、花の時期はハッとさせられます。

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ちなみに今日は私の40数回めの誕生日。いわゆるハレの日なのですが、きっと家族一同だれも覚えてないだろうなと、うれしいような寂しいような。

かおり様御生誕記念日( 大澤邸 10)

いやあ、失敗失敗。妻の予想通り誕生日のことは記憶から消えていました。で、少しムッとされて、私は痛いところをつかれて逆切れ気味にブスッと。夕食の食卓は重苦しい空気に包まれたのでした。そこに娘のシオリが友だちのミナミといっしょに帰宅し、妻に見えないところでそっと私にクラッカーを手渡して「今日はお母さんの誕生日だからね、よろしく」。いただきますに続いて「おめでとう!」パーン!パンパーン!部活帰りにミナミと一緒に買ってきたプレゼントあれこれとケーキまで用意していて、・・・娘ってありがたいです。

大澤邸の撮影が終わって、庭でお茶をごちそうになりました。「ワーッなんだかリゾートホテルにいるみたいですてき~」と花に囲まれてややかしこまってお茶をすするカオリちゃんです。

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でも数分後にはご覧の通りの大笑いで、関西パワー全開。“かしこまる”とか“気取る”ということができない妻なのです。

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誕生日は忘れていましたが、その明るさに内心感謝しとります。毎日感謝していて、毎日妻の誕生日をお祝いしている感覚なのでついついホントの誕生日を・・・。

 

 


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