小枝さんちのBBQパーティーは運に恵まれました。前日も翌日も雪まじりの雨で、この日だけ天気予報が外れて晴れ。カラッとした晴天とはいきませんでしたが、時々日が射して、少しお酒が入れば寒さを感じないくらいの天気になりました。
奥様に「うんがいいですねえ!」というと「そういえばそうですかね」といつもの笑顔。この笑顔がいいんですよ!時々出会いますよね、基本的に笑顔の人。奥様はまさにそれで、何度かお会いして笑顔以外の表情だった記憶がありません。しかもその笑顔がとっても朗らかで、晴れやかで、それに加えて好奇心旺盛な感じが出まくっている、ものすごくすてきな笑顔の持ち主なのです。
「運がいいですねえ!」という言葉は、その日の天気がよかったこともそうですけど、内心は「奥様の笑顔は運を呼び込みますよ」という気持でした。ほんとにそういう笑顔。
運がいいなと思うことってありますよね。ぼくは自分自身そうとう運がいい方だと思っていて、過去を振り返ると、何度か奇跡のような強運を経験していますし、日々「ラッキー!」ということもよく起こります。
あまりにそういうことが多いので、だんだん「自分の運のよさ」を意識しながら暮らすようになりまして、今では、自分自身の運の強弱を観察するような視点ができあがっています。自分がどういう状態の時に運が向いて来て、どうなっていると運が逃げていくのか。
例えば、仕事場や部屋が散らかっていて「時間をつくって片付けなきゃなあ」と思いつつ何日もそのままにしているような時にはあまりいことが起きないということに気がつきましたし、何かの具合で、自分でも押さえられないほどニコニコしてしまうような気分の時には、考えてもいなかったような幸運が飛び込んできます。
先日新潟から出て来た母がこんなことを言っていました。新幹線の中で読んだ本に出ていたことのようです。
「口角を上げて笑ってる人には運が向いてくるんだって。ひでとし、日本一の笑顔って知ってるか?ミッキーマウスの笑顔が日本一らしいよ。ミッキーちゃんがいっつもああして笑ってるからディズニーランドには不況がないんだってさ。その通りだと思ったよ。いっつも口角上げて笑ってればいいんだなあと思った」
我が母は、この手の話が大好きです。北原照久さんや浅見帆帆子さんや斉藤ひとりさんの本が好きで、いい言葉を見つけてはぼくや近所の人たちに話しているのです。
小枝さんちの奥様の笑顔は、やっぱりそうです。幸運を呼び込むのです。
小枝さん、素敵な仕事をさせていただいてありがとうございました。思慮深くジックリと考えるタイプのご主人と、最強の笑顔でワクワクしながら日々を楽しく過ごしている奥様の暮らしぶりが、ぼくのひとつの指針になりました。これからも、思う存分「笑顔があふれる庭」をお楽しみください。
強運の人と言えば北原照久さんです。明日はラジオでのトーク「運を良くする10ヶ条」を聴きながらメモった頁を紹介します。