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色にこだわる-門馬邸

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ときめき体質( 門馬邸 1)

今日から新シリーズです。

道路から数メートル高い宅地で、庭の出幅は広いところで1メートル80センチ、

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狭い部分は1メートル50センチです。

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隣地側の幅は90センチでお隣りさんの玄関と接しています。

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さあ、あなたならこの場所にどんな庭をイメージするでしょうか?

◯ 眺望が開けている
◯ 出幅は90センチ~1メートル80センチ
◯ リビングがお隣りの玄関と接している

さあ、どうします?
明日、プランをご覧いただきます。

現地にうかがって、奥様に案内されてこの庭スペースに立った瞬間「これはいい場所になる!」という直感がありました。まだご要望もお聞きしていないし、具体的なプランは何ひとつ出ていない段階でです。それくらい「感じがいい場所」でした。あるんですよそういうこと、設計する前からワクワクしてしまうときめく場所との出会いって。

いつも元気な人( 門馬邸 2)

ときめきながら現地を拝見して、奥様とイメージの打ち合わせをした結果、庭全体をウッドデッキにすることになりました。
限られた庭スペースを「過ごす場所」として最大限有効に使うためにはリビングの床と平らにすることがベストですし、目隠しや居心地を考慮した構成でデッキが完成すれば、リビングが外へと広がった感じになって、日当たり、風通し、見晴し、三拍子そろった外の部屋になると考えました。もちろん、リビングのカーテンは開けっ放しで暮らせます。

これがそのプランです。

Plan A

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奥様の好みと家の印象から、塗装の色を変えたプランも描きました。

Plan B

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ご検討頂いて、Plan Bで施工することに。ちょっと思いきった配色だったので、それを採用していただけて内心ガッツポーズでした。

明日はビフォー・アフターです。

北村さんに感謝!( 門馬邸 3)

ではいきましょう、一瞬でイメージが現実の世界として現れるビフォー・アフター。何度やっても楽しい瞬間なのです。

まずはデッキの入り口から。

Before 1

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After 1

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デッキに上がって。

Before 2

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After 2

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さらに進んで。

Before 3

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After 3

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奥まで行って振り返って。

Before 4

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After 4

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角度を変えて。

Before 5

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After 5

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縦撮りで。

Before 6

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After 6

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いい感じでしょう!
「イメージできればできたも同然」なんですけど、現実的には施工は大変なわけでして、今回は北村さんという職人さんの、気合いの入った熱心な仕上げによって実現したアフターです。
うちはいい職人さんがそろっていて、完成した現場を撮影に行くたびに感謝の気持でいっぱいになります。建築も造園も設計図があればつくれるのかというとそうではなくて、職人さんの技と、意欲や気力や思いの強さで完成するんですよね。特に庭は、石の据え方でも植物の植え方や仕立て方でも、その職人さんの人柄がそのまま出るものです。
ぼくの描くわがままな設計をおもしろがって施工してくれる職人さん無くして、グレースランドの提案する庭は出現しません。

昔、ぼくも長いこと職人として施工をしていましたので、今回のような仕上げを見るとグッときます。「自分でつくれない設計はしない」と思って描いてるんですけど、その設計をぼく以上に気合いを込めて施工してくれる仲間がいるからこそ、思いっきり設計ができるんですよねえ。ほんとに、感謝感謝。

明日はお隣さんの玄関と接している部分と室内からです。

仕事が楽しそうですね!( 門馬邸 4)

昨日に引き続いてビフォー・アフターをご覧いただきます。

お隣さんの玄関先と接している部分です。

Before 7

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After 7

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室内からはこうです。これでカーテンを開けて暮らせます。

Before 8

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After 8

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道路側は、ジャーン!リビングが外に広がりました。

Before 9

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After 9

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見下ろしていた庭が床になって、これでいつでも屋根のない場所に行ける暮らしになります。

Before 10

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After 10

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リビングの外にもう一部屋、屋根のないスペシャルなファミリールーム、家族のための特等席が出現しました。

Before 11

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After 11

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明日は門馬さんちで見つけた1冊の本についてです。

冷蔵庫の貼り紙( 門馬邸 5)

門馬さんちにうかがったときに、リビングに入るなり冷蔵庫に貼ってあるカレンダーに目がいきました。田舎に行くとよく見かける「ご教訓カレンダー」みたいな、一日ひと言が書いてあるものです。

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ぼくの実家にもあります。母がそういうのが大好きなので、居間や台所やトイレの中までその手の日めくりやカレンダーが吊るしてあります。そのせいで、ちょっと懐かしいような気分になってジックリと読んでみたら、これがなかなかいい感じで、田舎の昔ながらのそれとはニュアンスが少し違って現代版なんですね「魔法の習慣(クセ)カレンダー」。

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運気を上げる魔法の習慣が書いてあるんですけど、読んでみるとうなずくことばかりでした。

1、はきものをそろえる
2、胸を張る
3、笑顔をつくる
4、メモをする
5、空を見る
6、あたたかくする
7、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、パソコンをみない、聴かない
8、トイレ掃除をする
9、捨てる
10、神社にいく
11、ヒラメキを活かす
12、人間以外のモノに声をかける
13、元にもどす
14、変身アイテムを用意する
15、花や草木にふれる
16、本を読む
17、お財布の中を整理する
18、プチ断食をする
19、こちらから挨拶をする
20、つながる
21、あやまる
22、ハガキを書く
23、話を聴く
24、スイーツを分かち合う
25、瞑想する
26、寄付する
27、問いかける
28、祈る
29、両親に感謝を伝える
30、歌い踊る
31、作品を残す

ササッと流し読みしないで、ひとつひとつの意味を考えシーンをイメージしながら読むと「ウ~ン、確かにこれが習慣化していたら、すてきな人生になるだろうなあ」ということばかりですよね。そして何人かの知り合いの顔が浮かびました。その人たちはぼくが見習いたい素晴らしい暮らし方をされていて、その全員にこの項目のほとんどが当てはまりまるのです。

奥様に「これは?」とたずねたところ「本の付録でついてきたんです」とのこと。その本に興味が行って見せていただきました。

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装丁が気に入って何気なく買ったのだそうです。で、読んでみたらおもしろくて、この付録を冷蔵庫に貼って毎日眺めているということでした。

こういうことってどうですかね、自己啓発というかちょっとスピリチュアルな世界。好き嫌いがあるかもしれませんけど、ぼくは(母親譲りで)大好きです。
この「魔法の習慣(クセ)カレンダー」に書いてある言葉や考え方も好きですし、これを貼っていつも眺めていようという奥様の気持の有りようというか思考というか、それにも強く惹かれました。

最近日々が早く過ぎて行く気がして「もっといち日を濃くて分厚いものにしたい」なんて思っているんですけど、この「魔法の習慣(クセ)カレンダー」にあるようなことを意識しながら過ごしたら、そういういち日になっていくかもしれませんよね。

明日から庭の解説に入ります。

「足跡」( 門馬邸 6)

デッキを入口側から、いろんなアングルでご覧いただきます。

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ウッドデッキを提案するときに「自分ちなんですから何色に塗ってもいいんですよ」とよく話します。

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ウッドデッキは木の色とイメージしがちなんですけど、今回のような思いきった色使いもありなんです。

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いい感じでしょう!

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お好みで何色に塗ってもいいんですけど、ひとつだけ注意しなければいけないのは塗料の性質です。

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ホームセンターで屋外木部用として売られているものの中に、一部ですけど塗装面が膜をつくるタイプのものがあります。よく見かける、日に焼けてパラパラと剥がれているのがそのタイプです。

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そういう塗料だと木が呼吸できなくて、内部に湿気がこもって腐りやすくなります。
キシラデコール、オスモカラーなどのオイルステン系の塗料をおすすめします。

明日は今日と反対に、奥側からの写真を並べます。

「幸せの小舟」( 門馬邸 7)

では、デッキを奥側からいろんなアングルで。

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この床の色、なかなかいいでしょう。グレーの塗料を半透明になるように塗ってあります。
この微妙な仕上げを丹念にやってくれた職人さん(北村さん)の仕事ぶりを、奥様は「感謝してます!」と、とてもよろこんでくださいました。

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グレーの床に、柱の赤と、板塀と手すりの白。

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このケーキ屋さんみたいな配色、バッチリです。

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ケーキ屋さんみたいな色使い・・・。以前、千葉のケーキ屋さんの外構をやったときに、お店の方に「ケーキ屋さんはステキな仕事ですね。幸せな人が次々やってきますね」と話したことがあります。

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ケーキ屋さんとかリゾートホテルとか、幸せを呼び込む空間ってありますよね。このデッキは、きっとそういう場所に仕上がったと思っています。このデッキには幸せを呼び込む力があると。
「幸せを呼び込む力がある庭」ということを、漠然とですがずっと意識して設計しています。「幸せ家族がもっと幸せになる魔法の庭」というのが、このブログのサブタイトルです。
このイメージで設計を積み上げていけば、いつか「人生のどん底にいる人でも必ず幸せになる、超魔術の庭」にたどりつくかもしれません。まあ、それは冗談のような・・・でも微かに、そんな方向性も浮かんでいるのです。

幸せへの誘いがなければ、庭はその意味の大半を失ってしまいますからね。庭は幸せのために存在すべき場所なのです。造園屋さんも外構屋さんも、建築屋さんでさえ、あまりそんなことを考えないようですけど、ぼくの意識はその一点から離れません。
「庭は家族の幸せのためにある場所」なのです。

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幸せを呼び込む配色と、もうひとつ、このデッキをいい感じにしている要素が「目隠しと見晴らしの組み合わせ」です。明日はそのことを。

目隠しと見晴らし( 門馬邸 8)

このデッキを「幸せの小舟」にしている大事な要素が「目隠しと見晴らし」ということです。

ご覧のように板塀で目隠しした部分と、

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手すりで見晴らしを確保した部分が交互になっている構成になっていますが、

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これは見た目のデザインではなくて、

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室内を歩き回りながら、

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いろんな方向で外を眺めて、

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今度はデッキに出て、歩いたり座ったりして、

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目隠しが必要な部分だけを目隠しし、必要でない部分は見晴らしを確保した結果できあがった形なのです。

介護はね・・・( 門馬邸 9)

ぼくの設計ですっかり定番化した「シエスタベンチ」、今回も取付けました。

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これがあるといつデッキに出ても座れるし、ゴロッと昼寝もできて、そのことが外に出ることの誘惑になります。海外のファミリーガーデンには付きもののハンモックのようなものです。

そして照明器具は、これも定番のマリーンライトを3灯。
入り口側の手すりに1灯と、

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板塀の柱を高くして2灯です。

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で、夜はこうなります。いい感じでしょう!

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昨日書いた「50分の1トリップ」と同じく、照明の効果もまた設計段階の仮想庭でイメージできるようになりました。そして夜風も。
設計しながらぼくはすでに、お客様よりも早くこのベンチで夕涼みを楽しんだのです。

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夜の様子は後日タップリとご覧いただきます。

理由付けする( 門馬邸 10)

今回は3本の木を使いました。それぞれに役割りがあります。

シマトネリコは、ちょっと離れたお隣りのリビングからの目隠しに。

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ジューンベリーはデッキで過ごす時の季節感の演出と実を楽しむために。

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デッキのすぐ脇のブルーエンジェルは、その向こうの眺望をより魅力的なものにするためのアクセントとして。

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こんなふうに理由付けしながら木を選ぶと、自ずと樹種と本数、配置が決まってきます。

食べたら洗って片付ける( 門馬邸 11)

門馬さんちの草花をご覧いただきながら、今日は撮影時に奥様と話した会話の中から印象的だったことを書きたいと思います。

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奥様はイギリスに留学されていたことがあって、ホームステイ先の家族の暮らしぶりにとても刺激を受けたそうです。

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「イギリス人はすごくシンプルでキチッとした生活をしているんですよ。家電はテレビと冷蔵庫くらいしかなくて、食事の時は厳選してそろえたお気に入りの食器をセットして、食べ終わるとすぐに洗って、何ごともなかったかのようにしまわれます。食後に家族全員がテレビの前に集まって30分ほど観て、観終わると消してそれぞれの部屋に行く。テレビがつきっぱなしということもなく、室内はいつもスッキリと片付けられていて、余計なものが何ひとつない暮らし方がすごいなあと思いました」

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その経験のせいでしょうか、門馬さんちのリビングもスッキリシンプルに、キッチンもモデルハウスのようにきれいに保たれていました。

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さて、我が家は・・・。家に帰って家族に宣言したんですね「今日から食後はすぐに食器を洗って、食器棚にしまうようにしようよ」。家族は、また思いつきで変なこと言い出したと思ったのでしょう。あまり賛同も得られないまま、数日間自分でそうしていたんですね、食べたらすぐに洗って食器棚まで。

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いつも台所がスッキリしている気持ちよさに、徐々に皆さん気がついてきて、今では流しに食器がたまっていたり水切りが食器棚代わりになっているということがなくなりました。

日常の細かいこと、例えば朝起きたら窓を開けて空気を入れ替えるとか、トイレをきれいにしておくとか。ここ数ヶ月、そういういろんなことが少しずつ整ってきて、その気持ちよさがクセになりつつあります。いい感じです。
ちょっとしたことに意識を向けた暮らしができあがってくることで、何となくですけど、家族の気持もいい具合にチューニングされているように思います。

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花を生ける暮らし( 門馬邸 12)

昨日に引き続いて草花をご覧いただきながら。

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手すりに置いてある花瓶の花は、リビングにあったものを持ち出しました。

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これもそうです。

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生けていたのを切りもどすうちに、ご覧のように短くなったのだそうです。

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いいですよねえ、こういうふうに花を生けて暮らすのって。奥様が仕事帰りに街の花屋さんで買ってくるのだと聞いて「新婚さんみたいですね」と言ったら「もう新婚じゃないんですけど、こういうのが好きなんですよねえ」と。

街の花屋さんで切り花を買って帰る。いいんだなあ、そういう感じ。

「幸せ研究家」かもしれません( 門馬邸 13)

今日から門馬さんちのウッドデッキ「幸せの小舟」の夜の様子を、時間を追ってご覧いただきます。

ぼくは「幸せ」について考えることが、一般的な男性諸氏よりも多いと思います。それは仕事であるガーデンデザインがイコール家族の幸せをデザインすることだからです。そういう意味ではぼくは「幸せ研究家」かもしれません。

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あなたは今幸せですか?という問いに、あなたはどう答えるでしょうか。

では次に、

幸せのために、あなたは今日何をしますか?

これに対してスラスラと答えられるような暮らしが大事なんだと思うんですね、幸せのために、今日何をするか。

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今回の仕事はいつもにも増してそのことを考えるいい機会でした。打ち合わせのスタートが奥様が冷蔵庫に貼っていた「魔法の習慣(クセ)カレンダー」で、タイムリーにぼくが読んでいた本が吉元由美さんの「今すぐHappy 『小さなこと』から変えてみる。」でした。

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今はもう「家族の幸せのために、家庭を犠牲にして働く」というような昭和な男性も少なくなりましたけど、それでも家事や子育てや家のこと全般は奥様まかせという方がまだまだたくさんいらっしゃって、家事も日課のぼくとしてはうらやましい反面「それで大丈夫なのかな?」という危惧もあるのです。

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昨日お客様とこんな話になりました。
暮らすということは散らかるし、汚れるし、ゴミは出るしで、常にそれを片付けることが必要です。でないとあっというまにゴミ屋敷、とまでは行かなくても、乱雑な住環境になってしまいますよね。それを片付けながら暮らすことで、幸せへと歩を進めるリズムが生まれるのではないかということ。

この話、明日へ続きます。

男子厨房に入り浸り( 門馬邸 14)

暮らすということは汚れるし散らかるしで、それをリカバリーしないとあっという間に乱雑な住環境になってしまいます。その片づけや家事全般をこなしているのはたいがい奥様方です。いまだに「亭主にゴミ出しさせるような女房は・・・」とか「男がスーパーに買い物に行くなんてかっこわるいよ」とか、そういう昭和なご主人が多くいらっしゃいます。

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年配のご夫婦にお会いしてよく感じる「奥様の方が圧倒的に元気だ!」ということ(そう思いませんか?)、の原因はそこにあるのではないかと、あるお客さま(奥様)と話していて思ったんですね。
その奥様はおっしゃいました「家事ってけっこう頭を使うし、指先も動かすし、一日中忙しいのよ」。その方はいきいきとしていてとってもチャーミングで、暮らしぶりも美しい。出していただいたハイビスカスとローズヒップのお茶を味わいながら、うちのスタッフから「忙しいのでそろそろ帰ってきてください」と電話が入るまで楽しい話題が尽きませんでした。

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楽しいひとときに、ぼくはとっても満ち足りた気持になって、そうなるとウキウキしながら「今夜のメニューはどうしようかな」とか「バスマジックリン買って帰って風呂掃除しよう」とか、そういう発想になってしまうほどの主夫体質なもんですから、だからご主人方も家事やった方がいいんじゃないかなあって思うんですね、きっと。

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家事やると気持いいですよ!家が片付くと気の流れが良くなるし(すぐに実感できます)、何よりも家族の機嫌が良くなるし。「男子厨房に入らず」は昔の話です。今は男子厨房に入り浸りがいいんじゃないでしょうか。

京都の大徳寺、尾関荘園和尚の言葉です。

お経を読むより大事なことは、飯を食ったら茶わんを洗うこと。さらさらと淀みなく流れる時間に仏様が宿る。

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仕事も大事ですけどね。男の人生の基本は仕事ですからね。でも暮らしの基本は家事なので、家事をこなして暮らしにリズムが生まれると、きっと仕事も順調に進みますよ。
スキップ踏むような暮らしのリズムをつかむのに家事は最適なのです。

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男子厨房に入り浸って、せっせと家事をこなして、奥様に負けない元気さを維持しましょう

毎朝ハグする( 門馬邸 15)

「男子厨房に入り浸る」ということが、男にとっても暮らしのリズムを整えるために有功なことなんじゃないかと書きました。この手の話題をやりすぎるとうちの奥様が家事が嫌いなんじゃないかという誤解を招きそうなので、ここで書き添えておきますが、妻カオリさんは家事は得意だし、料理も大好きです。ぼくのわがままで夕飯担当にさせていただいているのです。

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ベストセラーの「ユダヤ人大富豪の教え」やコーチングで有名な本田健さんの著書に「家族と一緒に料理を作る」ということが出てきました。幸せな人生を組み立てるためのシーンのひとつとして。
さすがですね。

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今年の夏、河口湖の「北原輝久ミュージアムHappy Dais」で、そのあこがれの本田健さんご一家とお会いする機会を得ました。もちろん北原さんのおかげで(感謝感謝大感謝です)。
とっても印象的だったのが、健さんの気づかい。奥様と娘さんに四六時中気配りを怠らないんです。奥様とお嬢ちゃんは女王様とお姫様のように大事にされながら、満ち足りた、しあわせーな感じで、三人は笑顔いっぱいの幸福のオーラに満ちていました。
なかなかできないことですよ、女房子供に気配りしながら笑顔でいさせること。「家族の幸せ」が大事なんだと思ったら、徹底的にそれを実現させていくところが、本田健さんのものすごいところです。毎朝必ずハグするんですって、奥さんと娘さんを。そういう人、なかなかねえ、いませんよねえ。

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一昨日書いた「あなたは幸せのために、今日何をしますか?」という質問も、実は本田健さんの本に載っていたことです。

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ぼくも照れないでハグしてみましょうかねえ・・・う~ん、まあいいと思ったらやってみる!そしてキッチンをひとりで占領せず、料理はできるだけ家族でつくるようにイメージしようと思いました。
「あなたは幸せのために、今日何をしますか?」仕事はガンガンやりたいし、花も買って帰りたいし、掃除もしたいし、ハグして、料理して・・・。幸せは忙しいです。

舵取り上手な船頭さん( 門馬邸 16)

すっかり辺りは暗くなって、ウッドデッキは夜の海を漂う「幸せの小舟」のようでした。

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奥様が一番気に入っているというのがここ、キッチンからの眺めだそうです。

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そしてダイニングテーブルからはこうです。
庭は庭で過ごすことと同時に室内の感じを良くしてくれるものです。夜なったらシャッターを閉めるのではなくて、こんなふうに、カーテンを開けて、外のいい感じを取り込んで過ごしたいものですよねえ。

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夜景の灯りは近所にあるグランドの照明です。この日はナイターをやっているのか、カキーン!という金属バットの音と元気な歓声が聞こえてきました。

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奥様に「いい音ですね」と言うとにっこり笑って「はい」と。これは奥様が幸せな証拠なのです。心身の状態が乱れている時には音や光をストレスに感じますからね。オッケー!

ぼくの問いや周囲のことに反応する時の奥様の表情がいいんですよ。どこで身につけられたのか、あるいは天性のものなのか、とにかくいい笑顔なんです。周囲を幸せで満たしてくれる笑顔の持ち主、幸せの小舟の船頭さんは舵取りがうまい「幸せ達人」です。

ピンチはチャンス!( 門馬邸 17)

「お庭の何でも相談会」でちょっと間がいてしまいましたが、門馬さんちの最終日です。

冷蔵庫の貼り紙と、ぼくが読んでいた吉元由美さんの本のおかげて、今回は幸せな暮らしについてあれこれ考える時間が持てました。

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奥様は数年前、いろいろと頑張り過ぎて、体調を悪くして寝込んだことがあったそうです。人生のピンチですね。しかしそれ以来、積極的に生活を組み立てることや幸せについて考えることが多くなったそうです。そして今の素敵な暮らしが生まれた。
ピンチはチャンス!人生に無駄なことは何ひとつありませんよね。

「ユダヤ人大富豪の教え」などで有名な本田健さんの著書から抜き書きします。

「次はどのドアが開くのだろう?」

最悪の状況で何も打つ手がなくなったとき、あなたは、映画の主人公のように絶体絶命のピンチに陥った感じがするかもしれません。私も、何度となく人生でもうダメかも!と感じるような体験をしているので、よくわかります。
でも、まさにそのとき、自分に聞いてほしいのがこの質問です。
「次は、どのドアが開くのだろう?」
ひとつのドアが閉じれば、間違いなく次の扉が開きます。

幸せについてちゃんと考えて、幸せということを意識しながら、幸せになるための考え方や行動を実践することの素敵さを門馬さんから教わった気がします。門馬さんがぼくのためにドアを開けて招き入れてくださいました。

門馬さん、ぼくのイマジネーションだけではとうていこの「幸せの小舟」は出現しませんでした。楽しい仕事をさせていただいて感謝しています。ありがとうございました


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