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軽やかに目かくしをする-西森邸

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グレースランド スタイル( 西森邸 1)

さっ、今日から新シリーズです。

リビングが道路に面していて、細長く庭スペースがあります。さあ、あなたならどういう庭をイメージするでしょうか。

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こういう条件ってすごく多くて、もしかしたらあなたの家もそうなんじゃないですか。さあどうしましょう。

これだけ連日設計しているとひとつのスタイル(ワンパターンという声もありますけど)が出来上がってきます。必要に応じて組み入れる要素、例えば目隠しやリビングから出やすくすることなどが同じだと、必然的に似たような仕立てになってくるのです。しかし、そこは設計者のこだわりで、同じ庭を2つつくりたくない。もっとも、似ているようであってもその家ごとに条件は違うものですし、だいいち住んでる方が違いますからおのずとその庭ごとの個性や特徴が出るのです。
といいつつ、今回のような条件の場所は多いので、考えるべきこと、その整理の仕方は何度もやってきたことそのままで、今回は慣れている分さらにクオリティーを上げることができたかなあと。設計しながら、自分が50分の1に縮小されて、設計中のその庭を歩き、座り、朝から晩まで、春夏秋冬を過ごしていました。
5年前も10年前も内心、自分の設計した庭を最高だと自負していましたけど、繰り返しは偉大です。その頃気が付かなかったことや考えもしなかった要素が折り重なって、ずいぶんと濃い設計になってきて、同じような見た目でも出来上がったときの居心地のよさや楽しさは数倍になった気がするのです。ですから描いていて楽しいというか、ワクワクと興奮状態で設計できるのです。迷うということがなくなってきました。
そろそろ今の設計のプロセスや考え方をスタイルと称していいのかなあ、なんて考えたりもしています。『グレースランドスタイルの庭』『ロコハマ スタイルのファミリーガーデン』。こんどそういうまとめ方でパンフレットをつくってみようと思っています。

で、今回の設計です。

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いろんな要素がギュギュッと詰め込まれていて逐一解説していると半日ぐらいかかるので、ごくごく簡単に。
細長い場所を3つのシーンでゾーニングしました。あとは出やすいことと必要なところに最低限の目隠しをしたということ。そしてそれぞれのゾーンを立体構成することで居心地をよくしたり厚みを出したり、とりあえずはそんなところです。

ガーデニングエリア

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ウッドデッキ

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BBQテラス

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明日はビフォー・アフター。明後日から各ゾーンや要素を解説していきますのでガーデンデザインを勉強中の方やご自宅の庭を何とかしようと考えている人は要チェックです。(それほどの内容になるかどうか不安もありますけど・・・、いつも話それまくるし・・・、まあやってみますんで、よろしくお付合いください)

ゲ・キ・テ・キ( 西森邸 2)

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何度やってもビフォー・アフターって楽しいです。ビフォーが瞬時にしてアフターになる醍醐味!実際はその間に長い時間と職人さんとうちのスタッフの某大な熱意というか努力というか、そういうものの結晶としてアフターがこの世に出現するわけでして、それを知っているだけに、この一瞬でパッという感じでジーンときたり、しばらく施工時のあれこれを思い出してひたってしまったりしています。

ガーデニングエリア( 西森邸 3)

雨ですねえ、久方ぶりの雨。今時期の雨は全身をギューッと締め付けられます。それは生まれ育った魚沼の初冬を思い出してしまうからです。ふるさとを思い出すこと、郷愁はありがたくて幸福なことなのですが、初秋の雨だけはちがって、きつい。11月の初めに街を見下ろすようにそびえている越後三山(駒ヶ岳、中ノ岳、八海山)が白くなると、急に空気が冷えて、冷凍庫の中にいるように感じます。里に雪が積もってしまえばもっと温かくて(身体もなれるのでしょう)、どんな吹雪でも全く平気で歩けるようになるのに、この時期の寒さというか冷たさはつらい!特に雨にみぞれが混じってビシャビシャ落ちてくる感じが。これからやってくる長い冬への覚悟を強いられているみたいで。
魚沼の冬は関東にいると想像できない厳しさがあります。子どもから年寄りまで全ての人にのしかかってくる雪との戦い。その戦いに負けたら死んじゃいますんで、文句言う相手もいませんしそんなのまったく意味ないので、みんな平気な顔して暮らしてますけど、それを楽しいとか好きだと思っている人はただの一人もいないのです。
東京に出てきた最初の冬、「東京には冬が無い!」ことが衝撃的で、今となってはそれにもなれて普通にやってますけど、雪が積もらないことがこんなにも楽なのかとうれしいやら有難いやらだったことを思い出します。今年は雪が早いので、ふるさとはすでに真っ白だそうです。「魚沼のみんな、春が来るまで長いけど、がんばってよー!」

さっ、雨の重苦しさを振払って、今日のお題にいきます。庭全体を3つのゾーンに分けた今回の設計。最初はガーデニングエリアを解説します。

平面的には、歩く場所を天然石(エスティアストーンというブラジル産の石です)の乱張りで確保して、その他のスペースを植える場所というふうにしました。乱張りを選択したのは不定形の仕立てができること。例えばレンガ通路にすると直線や曲線が見えて、いかにも通路になってしまって、ただ通り過ぎてしまいそうな気がしたからです。ここは通路ではなくてガーデニングを楽しむ場所、そういう意図での選択でした。さらにその乱張りを途中で寸断してあるのは、足元を気にしてもらうため。忙しい日常ですけど、庭くらいはゆっくりしたリズムで楽しんでいただきたいという願いから出たデザインです。

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立体的にも同じことで、どうしたら通路じゃなくなるのかを考えた場合、場に厚みを持たせることと、立ち止まって何らかの作業をしたり、作業をしなくても意識が止まるというか興味が向く何かを仕掛けることと考え、樹木の配置、木製物置、アーチで場を立体的に組み立てました。木製物置は施工前の打合せで必要ないということになりまして、その場所に、風に揺れて歩く人に葉が触れる、リゾート感たっぷりなドラセナを植えることに。庭の角にはレモン。ツル性植物を絡めたアーチは、その葉がリビングの出窓からも見える位置に設置。ご覧のように庭の奥への期待感を出す効果もあるのです。

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庭の楽しみの中でガーデニングは欠かせない要素です。よく「雑草取りが大変だからガーデニングは嫌い」という声を聞きますけど、このように植える場所を明確にして、早いこと土が見えなくなるまでご自分が植えた草花を育てれば、その後はほとんど雑草取りの必要なし。雑草抜く手間を育てることに使うようになれば、ガーデニングはグンと楽しくなるのです。

リビングのウッドデッキ( 西森邸 4)

今日はウッドデッキゾーンです。

ウッドデッキの最大の利点は外に出やすいということ。リビングルームでの生活が屋外に広がります。それと今回は道路に面しているので目隠しも同時に考えました。デッキで過ごすことももちろんですが、リビングのカーテンを開けて生活できるようにすることも庭を設計するときに考えるべき課題なのです。

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それともう一点、今回のように庭の出幅が狭めな場合、デッキをリビングと平らに出すことがスペースの確保には一番有効。階段をつくって庭に下りるようにするとますます狭くなってしまいますから。

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ご覧のように、必要な場所に必要最小限の目隠しをするというやりかたなので、庭全体としては開放感があります。目隠しが必要だからといってぐるりと壁にしてしまっては閉鎖的な場所になってしまうのです。

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リビング外のデッキはリビングの一部です。来客時にはリビングのソファーじゃなくてデッキにご案内できるくらいの仕立てにしたいものです。西森さんがぶら下げていた『ウエルカム』のプレート、これですよこれ。屋根のないリビングではコーヒーの味も格別ですし話も弾むもの。家族だけじゃなくて友人知人、ご近所さん、親戚一同ウェルカムな場所が出来上がりました。

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せっかくのウッドデッキが活用されていないお宅をよく見かけます。もったいない。そういうデッキの共通点は目隠しと立体構成がなされていないことです。あと一工夫で家族の特等席になるのに・

BBQテラス/そこに行く『理由』( 西森邸 5)

はい、今日はバーベキューテラスです。庭の一番奥、最も幅がとれる場所の地面を持ち上げるやり方で仕立てました。こうすることで部屋からの階段がいらなくなって、ゆったりとバーベキューを楽しむ広さが確保できました。
ご覧のとおりで交差点に面していて下り坂の途中に位置していますから、目隠しは必須です。タカショーのeウッドパネル、1型スクエア(目が細かくて適度な目隠し効果が得られます)を使いました。

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そしてコーナーパーゴラ(オスモ)で居心地を良くして。

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囲炉裡と、ベンチも作り付けにしました。

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あとは炭を熾せばOK!いつでもバーベキューが始められます。

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これがベンチの腰掛けた時の風景。

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囲炉裡はいつもの円形です。今回のようにスペースが限られた中でスムーズに動きながら楽しむためには、円形の炉が理にかなっているのです。ベンチを作り付けたのもそうで、理想的な位置に必要なだけの座る場所を決め込むことで、スペースが最大限有効に使えるようになります。

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リビングから離れた場所に『居場所』を設定する時は、そこに行く『理由』をハッキリさせて『楽しさ』や『居心地の良さ』を演出し、バーベキューやお茶や読書など、そこでやりたいことが、いつでもすぐに始められるところまで場をつくり込む必要があります。そうしないとあまり使わない場所になってしまう可能性も大きくて。過去何度か「もう少し完成形に近付けておけばよかった」と反省した経験があるのです。
バーベキューをはじめる時にキャンプ用のコンロを出したりイスを並べたり、そういうところからではついつい面倒になってしまって、テラスで楽しむ機会が年に数回。これじゃもったいない。平日でも「今日は夕飯外だから」という感じで、日常的にそこに家族が集う、そういうイメージで設計しています。

ご主人にうかがったら3つのゾーンで、圧倒的にここにいることが多いそうで、その一番の理由は、たぶん、ここにくればいつでも座れるからでしょう。あと目隠しパネルとパーゴラで居心地もいいし

ライティングプラン( 西森邸 6)

今日は立水栓とライトです。

ウッドデッキとバーベキューテラスの中間に、囲炉裡と同じレンガで立水栓を設けました。
市販の製品より蛇口の位置と受けが高くつくってあります。これは使いやすさのため。腰を屈めずに使用できます。

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蛇口は宝泉http://the-sensui.comの『いぬ』を。

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上部に船舶ライトをつけました。

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あとはウッドデッキの左右にも船舶ライトを設置して。ほんと最近、ライトに関してはワンパターンですけど、これ、いいんです。港町横浜に暮らす家族の庭『ロコハマ・ファミリー・ガーデン』って感じになるのです。場所が埼玉だったらきっと違う提案になるんですけど、横浜にはこれですよ、今んところ。

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ライティングプランで迷ったのがバーベキューテラスのパーゴラにライトをぶら下げるかどうかでした。部屋からの光だけではやや暗いのです。でも、設置しないことにしました。あえて暗めで。それはバーベキューをしていて暗くなってきたらキャンドルかランタンを灯していただきたいと考えたからです。実際にお客さまの庭でそういう経験がありまして、そのロマンティックなことといったらもう。
バーベキューしなくても、毎晩夫婦で外に出て、キャンドルライトでワインを・・・、いいでしょそういうの。それが習慣になったら、一生夫婦円満、間違いなしなのです。

目隠しについて( 西森邸 7)

庭を設計する時に必ず考えるべきことに『目隠し』があります。今回は道路側だったのでなおさらで、どの程度に目隠しするかが大きな課題でした。
ビフォーはこうです。

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「あまり強く目隠しすると防犯上良くない」という声をよく聞きます。確かにそうです。が、だからといって周囲から丸見えではウッドデッキもテラスも、ガーデニングだって楽しめません。

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必要なところにだけ『適度に』。適度というのは、庭からも道路からも、気配はわかるけど何をしているかは気にならない程度。それと、部屋のカーテンは開けっ放しで暮らせるように。そんな感じで設計してあります。

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庭からはこんな具合です。

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バーベキューテラスはパーゴラに御簾を掛けて(ご主人のアイデアです)目隠しの強さと風通しを調整。ナイスですね~。

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目隠しを、どの位置に、どういう方法で、どのくらいの強さで施すのか。このことが庭と室内を快適な場所にするための重要なポイントなのです。

風を感じる暮らし( 西森邸 8)

ガーデニングエリア、ウッドデッキ、バーベキューテラス、立水栓、ライティング、目隠しについてと解説してきました。これらは目に見える構成物です。今日は目に見えない設計の要素についてやりましょう。「目に見えない要素?」いろいろあるんです。音、空気、香り、時間・・・。今回とても意識したのが『風』です。

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当ブログのカテゴリに『風の町散歩』というのがありますけど、うちの店がある港南台(港南区)、栄区、磯子区、そして鎌倉・逗子・葉山の湘南エリアは一年中イイ風が吹く場所です。フリーマントルドクター(詳しくは『風の町散歩』をお読み下さい)のような風。

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こちらの西森さんちは栄区で、立地の条件もあってその贅沢な風を存分に楽しめます。ですから設計している間中、図面用紙の縮尺と同じ50分の1に縮小した私はその風を感じながら作業していたのです。

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朝ここに座ったら左側からシャキッと冷えた風が来る。BBQの炭の香りは道路ぞいに流れていく。夏の夜の全身をクールダウンしてくれる風。冬の日だまりで黄色いパンジーがゆれてキラキラと存在を主張する。

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庭に出る機会が増えると風を意識するようになります。風だけじゃなくて、鳥の声や土のにおいや湿度や気温も。
そしてそのことが人にもたらす恩恵は、これは数値化できないことですけどかなり大きい。日々それを体感したら、もうそれなしではいられないほどのものなのです。

猛獣ロビンくん( 西森邸 9)

ワンちゃんのために庭を・・・、ワンちゃんが荒らしてしまった庭を・・・、設計依頼の内2~3割はワンちゃんとの生活を整えるためということがあります。
今回の西森さんちにもロビンくんというワンちゃんがいて、でも彼のために庭をどうこうという話が出ないまま設計・施工が完了しました。そして出来上がってみたら思いもかけない効用がありまして、今日はそのことを。

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ロビンくんは室内犬です。いつもご主人にまとわりついています。そして恐ろしい猛獣です。

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打ち合わせにおじゃました時も、もうれつに吠えて噛み付いてきました。知らない人に興奮して馴れるまで吠えているワンちゃんはたくさんいて、しばらくするとおとなしくなってしまうものなんですけど、ロビンくんはちがいました。打ち合わせ中、そして帰るまで、ずっと唸ったり吠えたりで、ご主人が放すとまっしぐらにこっちに噛みかかってくる、そんな感じだったのです。

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それが、庭が出来上がって外で遊ぶようになったら人(犬)がかわったようにおとなしくなって、かわいいかわいい。これにはご主人もびっくりだったようです。

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ごらんのとおりで、ひとりで庭をうろちょろ。時々外を通る人に向かって唸ったりしますけど、あまり興味が続かない様子で、またデッキの下にもぐったり草をかじったりしています。表情もやわらいでいて以前と比べると人相(犬相)がかわりました。

 

ご主人の秘密基地( 西森邸 10)

昨日のロビンくんの写真が評判です!ブログをご覧になった方から「すっごいかわいいですねえ」と声をかけられて、わが子のことのようにうれしかったです。ご主人は「小さい時から写真が嫌いでぜんぜん撮らせてくれないんですよ」とおっしゃっっていましたけど、庭が出来てロビンくんに心境の変化があったのかもしれません。

撮影当日は土曜日。息子さんと奥さんは野球のクラブチームの練習でお出かけでした。庭にはご主人とロビンくん。
男の子を持つ父親の宿命なんですけど、そろそろお父さんに反発したりして、家にいる時間も減ってくるしで、ご主人としては少しだけつまらないような、でも自分もそうだったでしょうから息子が迎えつつある自立の季節がうれしいような、何とも複雑な心境なのかも知れません。

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でもまあ、ロビンくんもいるし・・・、ウ?ン、そういう問題じゃないか。・・・自分がそうなんで、どうもご主人がさびしそうに見えちゃって。

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私ならこんな休日は、炭を熾してひとりバーベキューで朝からビール飲むんですけど。そういうことしないんですか?とうかがったら「朝からビールは飲まないですよ。スポーツジムには行きますけど」とのこと。健康的だなあ。

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いろいろとお話をうかがうと、庭はご主人のテリトリーのようです。いいなあ。私もこういう庭が欲しいのです。秘密基地ですよねこれ。ひとりでせっせとガーデニングして、仕事から帰ったらデッキでビール。そして休日には仲間を集めてバーベキュー。いいなあ、ホントいいなあ。

冬の庭( 西森邸 11)

西森さんちの草花です。
春に植えたままなので、夏は盛大に茂っていたのですが今はご覧の通りで、全体的にしょぼくれています。あのバラ達人の後藤さんや花いっぱいのオープンガーデンが生き甲斐の瀧本さんちでも、さすがに今は庭がシーンとしていますから、まあこれも庭の情緒ということでしょう。

コルジリネ
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マンデピラ
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コリウス
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ツルハナナス
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ハイビスカス
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ラムズイヤー
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チェリーセージ(改良品種)
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情熱的な夏を演出してくれたマンデピラとコリウスは、屋外ではもう限界。来年も楽しみたい場合は鉢に移して室内での冬越しが必要です。同じく夏の花のハイビスカスはさすがに花はもう終わりですけどこのまま越冬できます。

キッチンガーデン( 西森邸 12)

きゃ、きゃ、きゃ、キャベツが・・・。芯の部分までしっかりと虫に喰われてしまいました。葉に穴が開く程度なら「これぞ無農薬野菜の証」ということで美味しく食べられますけど、ここまでになるとちょっと無理ですねえ。私、ここまでの被害を経験したことが無いもので、どなたか無農薬でキャベツを育てるコツをご教授願えないでしょうか。

キャベツ
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アサツキは大丈夫、順調です。

アサツキ
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ブラックベリーは、今は葉が落ちていますけど、春からのお楽しみ。年々株と茎が立派になってきて、庭のフェンスを利用して毎年20キロ以上収穫しているお客さまもいらっしゃいます。

ブラックベリー
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バジルはそろそろ終わりですねえ。

スイートバジル
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食物じゃありませんが、ラベンダーは元気です。ほったらかしで一年中茂みをつくってくれるので、広い庭の植え潰しには最適。日当たりが良ければ初夏に鮮やかに咲いてくれます。花がつぼみのうちに刈り取ってドライにすると存分に香りを楽しめますのでぜひ。夏バテでヘトヘトの時期に家中にラベンダーが香ると、心底癒されるのです。

ラベンダー
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静かな冬の庭。植物も人も必ずやってくる春を楽しみにしながら、寒さに耐える季節。

冬の主役、柑橘類( 西森邸 13)

クリスマス・イブ・イブですねえ。昨日の夕方用事があって、妻とふたりで高島屋&バーズに向かったら、なんと、買い物渋滞で駅ビルに近付けませんでした。3連休の初日で冬休みがスタートで、クリスマス・イブ×3で。渋滞中のクルマの運転手さんが全員、財布を持ったサンタクロースに見えて・・・、ご苦労さんです。日本中の何千万人というサンタクロースの努力によって、今年のイブも大丈夫!気温が2℃くらい上昇するような(温暖化じゃなくて)ホットな夜になりそうですね。

横浜港南地区は柑橘類には最適な地形と気候でして、西森さんちにも3種類の柑橘が実をつけています。

ハナユズ
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レモン
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ライム
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それぞれに実用的で、特に庭で収穫したレモンは格別の味わい。数年して木が成熟してくれば食べきれないほど(100個以上)成りますから、そういう時は私にもぜひお裾分けを。

最終日、樹木です( 西森邸 14)

今日は西森さんちの最終日。樹木の紹介です。

まずはドラセナ。ここには当初木製物置を置く設計だったものをこれに変えました。
このあたりは湘南のとなりです。湘南文化を日常的に楽しみながらも湘南人を名のれないという微妙な位置にあります。だからドラセナ。『湘南のおとなりライフ』を演出してくれる木です。

ドラセナ
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庭の中央には人気NO1のエゴノキ。四季折々表情を変えて生活に季節感を生み出してくれます。

エゴノキ
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デッキの脇には目隠しのために常緑樹を。こういう仕立ての庭だとあまり迷うこと無く、まずはこのシマトネリコをご提案します。
観葉植物として室内でも人気が高いもので、屋外では横浜辺りが寒さの限界。寒風吹き荒ぶ時期には葉が黄色くなって落ちてしまいますけど、日差しが春めいてくるとすぐに芽吹いてくれます。

シマトネリコ
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バーベキューテラスの目隠しをかねて、ブルー系のコニファーを2本植えました。

ブルーエンジェル
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ブルーアイス
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以上で西森さんちの庭を終了します。いかがだったでしょうか、これから新築予定の人やガーデンデザインを勉強中の人に参考になればと、設計意図やポイントを解説しながらのご紹介でした。


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