庭のことだま『グ・リ・コ』

イメージ通りに仕事がはかどる日もあれば、思いがけず蹴つまずいてしまい、遅々として進まない日もあります。

思うように成果が上がらなかった日の夕暮れ時に浮かぶミッキー・カーチスの言葉、「人生はそこそこ長え遊びだよ。せいぜいやりてえことをやって、退屈しなけりゃ御の字だ」。

肩の力が抜けて「三歩進んで二歩下がる。まあいいじゃん、よくやったよくやった」と思えるのです。

では今日も、だるまさんがころんだ。だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜ころんだ。

グ・リ・コ、チ・ヨ・コ・レ・イ・ト、パ・イ・ナ・ツ・プ・ル。

　

庭の書斎でいち日を振り返る。このゴージャスな時間を過ごせてこそ庭、というのが庭屋であるぼくの価値基準となっているわけで、それに適った設計を積み重ねる日々。

昨夜はジャニー喜多川氏の訃報を知り、YouTubeでフォーリーブスを選択。聴いているうちに夜空の向こうから、銀河鉄道に乗った御一行様が。宮沢賢治、木喰和尚、エルヴィス、祖父母、ぼくを可愛がってくれた近所のおばちゃん、さっさとあっちへ行ってしまった同級生、皆さんニッコニコで「お前の席も用意してあるぞ」と言ってくれるが、もうしばらくはこの庭で、理想の庭を思い描く心の糧を得ながら過ごしたいので。

そんな庭時間に綴っているブログです。→→→『横浜ガーデンデザイン！幸せな庭のレシピ』