先日NHKの日曜美術館で写楽を語っていた北山修を見てびっくり。ついこないだまで「いつまでもとんがっていて、老けない先生だなあ」と思っていたのに、玉手箱を開けたみたいに、すっかりお爺さんになっていました。70年代からの持ち味だった棘や節を一切感じさせない、つるんとした、イイ感じの老紳士に。
庭のことだま『うつろう』
珍しい一重咲きのカシワバアジサイ。
最初は純白だったのが先月末あたりから色づき始め、
今朝はまるで違う花のように。



こちらはオーソドックスな八重。

あとひと月、まだまだ色濃く変化します。
そうか、変化をやめると劣化するが、移ろえば美しいまま。
若い頃から老人然としていた養老孟司先生は、蓋が開くといったいどうなるのだろう、などと要らぬ妄想を楽しむ庭時間。
そうか、へウレーカ!開けてびっくり玉手箱ですから老人は可愛らしく若返るのかもしれませんね。バブバブ養老先生・・・それもまた良し。又吉直樹のへウレーカ!(Eテレ)が面白くて面白くて。他にはブラタモリ、小さな旅、NHK特集、家族に乾杯、歴史秘話ヒストリア、いだてん、世界の哲学者に人生相談、この頃のぼくの移ろいは、録画番組がほぼNHKになったこと。